コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
「そっか、
お!そろそろ着くで」
神輿の中から外を見ると、人目がつかないところに降りた。神輿から外へでると、成千神は小さな声で呪文のような言葉を額に指を当て唱え始めた
なにをしておるのじゃ?
「…」
「よし、ほな行こうか」
「はい!!あの成千神様
なにを唱えていたのですか?」
「神の称号を隠す呪文を唱えてたんよ。バレたらマズイからな」
「なるほど」
儂ら三人は足を止めず街中の方へはいると、賑やかで活気が溢れており。被服の店や食べ物など変わった店がたくさんある。
すごいの〜!!今の人間界はこうなっておるのか、死の鏡には人間と寿命しか見えないからここまで変わっているとは思わなかったし、それに
ものすごくいい匂いもする!!
匂いがする方に目を向けると、小さな屋台で店主が、何十個もあいてある穴の中に生地と蛸などを入れ、二つの長細い棒状のもので、クルクルしている。
なんじゃあれは!!
匂いにつられて行こうとした時、肩を強い力で掴まれ耳元付近で「蜜さんどこ行こうとしてたの?そっちじゃねぇーけど」
「えっ….と、すまん」しょんぼりと諦め紫の後をついて行った。
また少し歩き。
「おい、成千どんな人間なんだ?」
紫の問いに答えるように振り向き、自身の口に人差し指を当て「しぃー」と声を出した。
「?」
親指で指差した方に視線を向けた。