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junp_Sn-Fk.
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どうもこんばんは「クリオネ?」です。
結局最後まで考えて男の子にして名前すらも出てこずにメンバーの名前からとることにするという、、、
まぁいいですよね?それでは、一応“本編“最終回ですどうぞ
第15話:響き合う未来(最終話)
陣痛が訪れたのは、桜の蕾が今にも開きそうな春の日の明け方だった。
病院へと駆け込み、陣痛室に入ってから数時間。
宮舘は言葉にできないほどの激しい痛みに耐えていた。
音のない世界の中、痛みと疲労で意識が遠のきそうになる宮舘の手を、目黒は一刻も離さず、力強く握りしめ続けていた。
汗で濡れた宮舘の髪を撫で、何度も何度も視線と手話で想いを送る。
――「大丈夫」「そばにいるよ」「頑張れ、涼太さん」
耳で声を聞くことはできなくても、目黒の必死な表情と、手に伝わる強い体温が、宮舘に計り知れない勇気を与えてくれていた。
そして、分娩室の緊張が最高潮に達したその時――。
身体からすっと重みが抜け、温かな開放感が宮舘を包み込んだ。
助産師たちが慌ただしく動き、何やら歓声を上げているのが見えた。
耳でその産声を聞くことはできない。
けれど、次の瞬間、医師によって宮舘の胸の上にそっと抱き上げられた小さな命の温もりと、元気よく体を震わせる振動が、肌を通してダイレクトに伝わってきた。
「生まれた……! 涼太さん、元気な男の子だ……!」
目黒がボロボロと大粒の涙をこぼしながら、宮舘の額にそっと唇を寄せた。
宮舘もまた、感涙で視界を濡らしながら、胸の中の愛おしい我が子を力強く抱きしめた。
音のない世界に、確かに産声を上げた「奇跡」の存在。
二人が愛し合い、紡いできた絆が、ついにこの世界へ形となって生まれ落ちた瞬間だった。
それから一ヶ月後。
桜が満開を迎えた春の吉日、二人は婚姻届を提出し、名実ともに夫婦となった。
休日の午後、やわらかな日差しが差し込むリビング。
宮舘と目黒は、ベビーベッドで穏やかな寝顔を見せる息子・『翔太(しょうた)』の横に並んで座っていた。
「涼太さん、お茶淹れましたよ」
目黒が手際よく淹れたハーブティーをテーブルに置く。
かつてはデスクワークも料理もダメダメだった目黒だが、今や宮舘のサポートを受けながら、家事も育児も一人前にこなす頼もしい父親になっていた。
宮舘は優しく微笑むと、膝の上のタブレットに文字を打ち込んだ。
『蓮、いつもありがとう。とっても美味しいよ』
目黒はその文字を見て嬉しそうに目を細めると、宮舘の隣に腰掛け、そっとその肩を抱き寄せた。
そして、起き上がったばかりの翔太を愛おしそうに抱き上げ、宮舘の隣に座らせた。
目黒は翔太の小さな手をとり、宮舘の大きな手に重ね合わせた。
音のない宮舘の世界。
けれどそこには、孤独や寂しさなど微塵も存在しなかった。
目黒の手の温もり、翔太の柔らかな肌の感触、二人から注がれる無限の愛。
言葉や音を超えた無数の「愛の響き」が、この家には満ち溢れていた。
目黒は宮舘の目を見つめ、静かに、そして滑らかな手話を紡ぐ。
――「涼太さん。俺を選んでくれて、ありがとう」
――「あなたと、この子と過ごす未来が、俺のすべてです」
宮舘は溢れるほどの愛おしさを込めて、目黒の頬にそっと手を添え、返した。
――「僕を選んでくれて、ありがとう、蓮」
――「これからもずっと、一緒だよ」
静かな部屋で、言葉を超えて響き合う愛のメッセージ。
二人は互いの手を、そして新しく生まれた小さな命の手をしっかりと握りしめ、温かな光に包まれた未来へと、寄り添いながら歩み続けていく。
またまたどうもこんばんは「クリオネ?」です。
最終回でした。ご要望・作者の勝手な妄想があれば?いつでも番外編でも作ろうかな〜と思っていますのでこれからもこの作品をよろしくお願いします。あとめめだて新作出しましたのでそちらもぜひ。
コメント
1件
最終話、読み終えました……!✨ 陣痛のシーンからもう涙が止まらなかったです。音のない世界で、目黒さんが手を握り続けながら視線と手話で「大丈夫」「そばにいるよ」って伝え続けるところ、想像するだけで胸がいっぱいになりました。そして産声を「聞く」のではなく、振動や温もりで感じ取る描写、すごく好きです。 最後の手話の「ありがとう」の応酬、二人の愛情がしみじみと伝わってきました。本当にお疲れ様でした&素敵な物語をありがとうございました🌷