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10 - 第10話 仮初の自分

2025年06月04日

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貴方になりたかった


だって、綺麗だったから美しかったから。

みんなから愛されて、必要とされてずるかったの


だから、私も 貴方みたく綺麗で優しくなれば

みんなが私も見てくれるって思ったの


貴方の

メイク も ヘアスタイル も 話し方 仕草 だって

必死に覚えて、練習して頑張ったのに


なのに、なんで


誰も見てくれないの?


違う


これじゃ足りない。


もっと、あの子みたくならなくちゃ








┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈


やっぱり、ダメなんだね。

私はきっと誰にも見つけてもらえない


あぁ、そうだ……こうすればいいんだ…




 

【昨夜、『家が燃えている』と通報があり

2時間後に火は消えた模様

焼け跡からは2人の女性とみられる

〇体が見つかり

腹部に刺し跡があった為心中と思われます。

また、警察は_____】





みんな 私の事見てくれたかな、





頑張って努力して人気のあの子になりたかったけれど、

結局は真似をしてつくった仮初の姿なので

自分ではなく貴方が愛されていると分かってしまい

本当の自分では誰からも愛されない。

見つけては貰えない。

だから、誰かに自分を知ってもらいたくてコトを起こした


自分1人だけがタヒんでも本当に見てもらえるか分からない

でも、人気のあの子が居なくなればきっとみんなも探す。

だから一緒に連れていった


結局最後まで自分一人だけを見てくれる人は居なかったということです。



深夜に何を書いているんでしょうか

この作品はいかがでしたか?

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コメント

3

ユーザー

あ、もう天才だ…ここに天才で神がいます!! 話の感じとか構成とかそーゆうのがまじで凄い。 まじで寝る前にこんな神作見れてよかった…

ユーザー

梅雨の時期になってきたので髪の毛もふもふです

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