テラーノベル
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僕は可愛いものが好きだった。
でも、男だから
その事は隠さなくちゃいけなくて
自分を必死に偽って隠して飾って
可愛いものが好きということを言わなければ
友達も増えた
可愛い彼女もできた
ずるい。なんでお前だけ
もう隠したくなんて無かった。
親に
自分は可愛いものが好きで可愛い格好もしたい
そう伝えた
でもダメだった。
そんなもの男がすることじゃない
気持ち悪い
だって。
これが本当の自分なのに
ああ、この世界が自分を受け入れるには
あまりに小さいんだ。
その夜“私”は初めて首にリボンを巻いた
コメント
3件
部活中にチラ見しに来たら神作&神がいた。表現とか凄くよくて、特に「私は初めて〜」のとことかがこの語り手?の本当なんだなみたいなのが感じれたり、その子らしい表現でめっちゃ好き
生きてます