【注意】これは私が作った「殺し屋の孤独」という作品の後を勝手に作った自慢満小説です。
作品の人物は実在する人とは何ら関係ありません。
念のため名前は書きませんが、宜しくお願いします。
今日も殺し屋の仕事を任されて、ようやく家に帰り、疲れきった身体をベッドに沈める。
いつも通り部屋の隅が暗くなって、その闇から一人の人間を模したような薄暗い影がこちらに近付いてくる。
初めて会った日にそういうことはされていないのに、そんな気分になってぐちゃぐちゃにされてしまった。あの日から毎回仕事を終わらすと来てくれてご褒美をくれるようになった。
とは言っても別にそういうことをする訳でもなく、能力か何かを使っているのか指示に従っていると気持ち良くなれる。
相手は怪異の可能性が高くあるので、別におかしいとは感じない。
こんな能力とか男としてめっちゃテンション上がるけど、今はもうそんなのはどうでも良くなるくらい疲れ切っていた。
『やぁ……お疲れだね?』
覗き込んできたソイツを睨み付けてそっぽを向く。
『おや、ご機嫌斜めかな?』
「昨日……他のやつに任せたってことは……ソイツにも……いつものご褒美あげたの?」
『嫉妬……かぁいい♡……まぁ、そんなのは置いといて……そうだね、あげたよ』
それを聞いて胸の何処かが痛んで苦しくなる。
「あっそ、……寝る」
『そうかい…よく寝られるようにおまじないをかけてあげよう』
「……いらね」
ソイツは俺に近寄ってトントンと布団の上から優しくたたく。
「……ん、ふっ……っ」
そうすると段々と気持ちが良くなっていくのを感じて、体が拒否し始めた。
「フッー……はぁ」
『ん?どうした?何かあったかい?』
「ウッザ……何でもねぇし」
15分程経過しただろうか、ずっと何もされずに擦られてるだけなのに……
「くっあっ……んんぅ」
波のように行ったり来たりしていた快感が、急に勢い良く押し寄せて来た。
「ま、なに、やぁ”」
『俺に身を任せて……大丈夫……怖くないよ』
トン…トン……さすさす
「やだ、やだ……怖い……恐い」
『怖くないよ』
逃げようもない快感が全身を襲うような感覚に陥る。
「ひぐっ……こわ……い……恐い…やっ」
『ん~、まだ怖いかぁ…じゃあ目を閉じて』
「はぁ…はぁ………?やだ、……ぐすっ」
『んふふっ……もうぐずぐずになってるじゃん……かぁい♡』
可愛いと言われて悔しい筈なのに、下半身が熱くなっていく。……ちょっと痛い
「ひぐっ……えぐっ…ぐすっぐす…ポロポロ」
『よーしよーし……かぁいいねぇ?』
まるで♡されているような感覚が変わらず続いて、ふわふわした気持ちになっていく。
「こっなの…しらな……い……こわい……の」
『うん、……お手』
「んぇ、?……ぁう」
急にお手、とまるで犬を扱うように命令されて驚きながらも反射的にお手をする。
『ご褒美……ここにキスしてあげるね?』
手にキスをされただけなのにどんどん快感で壊れそうになっていく。
「……んぁ、ふぁ♡」
『気持ちぃ?』
「……きもち……♡ 」
『いっぱいだねぇ?……ここ』
心臓部分を指さされる。……何でそんな言い回しなんだよ。
「……ぅん」
そう思いながらもドキドキしている俺は随分と変態になってしまったんだな。
『キュンキュンしてるんだ?』
「……///」
『もっと欲しい?』
急に全身を勢い良く駆け巡る快感に叫びそうになった。
「ぁ、~~~~~”♡♡///」
『……ふふ』
「あぁ”!、やだ、…いっぱい……やだぁ…ぐすっ」
『……やなの?』
「や、……だ」
『うーん、ご褒美あげようと思ったんだけど……気持ち良くなかった?』
悲しそうな声にズキズキして上手く否定できない。
「んぅ”……もぉ、や”」
ソイツの黒いスーツのようなものをギュッと握って、必死に目で訴えた。
『ふふ、おいで』
「……何するの?」
不思議に思いながらも考えるのが面倒くさくて、質問を投げ掛けた。
『ほぉら♡……ギュゥ』
「……」
『好きぃ?……気持ち良い?』
「……」
『……あれ?どうしたの?』
気持ちいい……ひたすらにさっきみたいな、殺しにかかっているのかという程の快感じゃなくて、優しい柔らかい快感というか……
「アグアグ……もっとぉ」
『あ”ぁ”~かぁい♡』
悶絶しながら抱きしめる彼に幸せな気持ちでいっぱいになった。
「……んへへ」
『んー……そろそろ帰ろうかな……』
時間があっという間に経って、どうせまた別のヤツの所にでも行くつもりなんだろう……帰ると言い出した。
「、?帰るの?」
『そうだね、お仕事あるからね』
今日はなんだか甘えたくて、つい本音が出てしまった。
「……ね、もっと……いっぱい……欲しい 」
『また上手に出来たらね?……バイバイ』
違う……いじわるしないで……
「……もっと………っ………ほしい//」
『ん~……じゃあ特別ね?』
彼は少し考えると、こちらを見て嬉しそうに承諾した。
「キュン…♡………早く♡」
○
「まっ”…て♡……ごえんな…ごめんなさっ//」
『力抜いて~。』
「むっ♡…りぃ//……あ”ぁぁ”///……ひぅ♡」
あれから何時間経ったか解らない程ずっと何かで気持ち良くされていた。
お腹の下……アソコに近い場所をグルグルして触っている。
能力なのか怪異の力なのか……反則級の快感で吐きそうなくらい気持ちが良すぎる。
『さぁそろそろ……堕ちてくるよぉ?』
耳を塞がれて脳にも快感の波が襲ってくる。
「うぅ”ぁ///うぁ♡ひぅ……おぉっ♡へぁ」
まともに話せないくらい堕ちたところで、ソイツの手がパッと離れた。
『じゃあ……おやすみ』
ちゅっ
おでこにキスをされた瞬間に快感と言えない位の快感に俺は気絶してしまった。
「あ”ぁぁぁっっ”♡♡////」
ガクッ……
『おっと、!……危ない危ない』
『……びしょりだなぁ……』
……パチンッ(指)
『うん、綺麗だね……いつか俺だけのにしてあげるからね♡』
ちゅっ
『おやすみ』
○
次の日に俺は彼の匂いのついたシャツを着せられていて、ズボンも何もかも綺麗になっていた。
俺は彼のシャツの匂いをしばらく嗅いで、昨日の気持ち良さが残った身体を起こして、廊下をペタペタと歩いてリビングに向かう。
またアイツに選んで貰うために今日も何もかもを疎かにしてでも殺し屋の仕事をこなす。
(早く会いたいな……)
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!