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らい🎀
ぱらぱらちゃーはん
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𝕃𝕖𝕥’𝕤 𝕘𝕠!
ご飯準備中
kz「……なんで」
ぽつりと、声が落ちた。
自分でも、何を言ったのか分からなかった。
kz「なんで……」
手が、少し震える。
kz「なんで、そんなに……」
言葉が、うまく続かない。
fuも、rmも、shuも、
何も言わずに待っていた。
kz「……優しいの」
空気が、静かに止まる。
ink「……」
kz「俺……っ」
喉が詰まる。
kz「ちゃんと……できないし」
kz「迷惑、かけるし……」
呼吸が、うまくできない。
kz「……また」
——捨てられる。
その言葉が、頭に浮かぶ。
kz「……っ」
そこで、止まった。
言いたくないのに。
kz「……また、いらないって……」
声が、震える。
kz「言われるくらいなら……」
——最初から。
kz「……っ」
そこで、限界が来た。
涙が、ぽろっと落ちる。
kz「……ごめん」
反射的に謝る。
kz「泣くつもりじゃ……」
でも、止まらない。
kz「……ごめんなさい……っ」
何に謝ってるのかも分からないまま、
涙だけが溢れ続けた。
fu「……謝らなくていいって」
いつもより少しだけ、静かな声だった。
fu「泣くの、悪いことじゃないし」
rm「……大丈夫?」
小さく呟く。
rm「全部溜め込みすぎると良くないよ…」
rm「俺で良かったら話して…ほしい」
shu「……ここではさ」
静かな声が落ちる。
shu「無理に頑張らなくていい」
shu「できなくても、いらないなんて言わないよ」
kz「……ほんと、?」
かすれた声で、そう聞いた。
shu「うん」
その一言が、
kzの中で、何かを壊した。
kz「……っ」
声を押し殺して、
kzは初めて——
“ちゃんと泣いた”。
fu「今日はこれだけ食べれたじゃん」
fuが嬉しそうに言う。
kz「……うん」
そう言いながらも、
少しだけ皿が空いていた。
fu「いいんだよ、それで」
——いい?
kzは、少しだけ考える。
——できた分だけでいい。
その言葉が、少しずつ残っていく。
kz「それ、違う」
不意に、声が出た。
rm「え?」
rmが振り向く。
kz「……ここの掃除はこうした方が、効率いい」
言ったあとで、止まる。
——余計なこと言った。
そう思ったのに。
rm「……あー、なるほど」
rmは普通に納得した。
rm「じゃあそれでやってくね!」
——否定されない。
kzは、少しだけ戸惑った。
fu「kzー、それ取って!」
kz「……うん」
少しだけ間を置いてから、手渡す。
fu「ありがと!」
fuの明るい声。
kz「……どういたしまして」
以前より、自然に言えた。
小さく笑いが起きる。
shu「kz、最近喋ってくれるね!」
kzは、少しだけ視線を逸らした。
——悪くない。
そう思った自分に、少しだけ驚いた。
rm「今日ちょっと多めに食べれてるじゃん」
kz「……まあ」
皿は、半分以上空いていた。
fu「いい感じいい感じ」
fuが嬉しそうに笑う。
kz「……別に」
そう言いながら、
少しだけ箸が進む。
——ここにいてもいいかもしれない。
そんな考えが、
ほんの一瞬よぎった。
数日後
——ガンッ
突然、大きな音が響いた。
rm「あ、ごめん落とした!」
rmの声。
でも。
kzの中では、違った。
——パチンッ
乾いた音。
kz母「遅い」
kz母「何やってる」
声が、重なる。
kz「っ……」
呼吸が、浅くなる。
体が、勝手に強ばる。
——やばい。
——また、怒られる。
kz「すみません……っ」
反射的に、声が出た。
fu「え?」
fuが止まる。
kzは、その場で動けなかった。
shu「……kz?」
shuの声。
でも、届かない。
——違う。
——ここじゃない。
分かってるのに、
体が言うことを聞かない。
kz「……っ、すみません……」
同じ言葉を、繰り返す。
fu「いやいや!大丈夫!怒ってないって!」
rm「えっ?kz!?大丈夫!?」
shuは俺を優しく抱きしめてくれた。
shu「……kz」
shu「大丈夫」
shu「急に大きな音してびっくりしたよね….」
ゆっくり、落ち着いた声。
kz「もう大丈夫…」
ぽつりと、呟く。
shu「……本当?」
shuが短く返す。
kz「うん…..」
その言葉で、
少しずつ現実に戻る。
kz「……ごめんなさい」
まだ、癖で謝る。
rm「謝らなくていいよ!」
それでも、怒られなかった。
コメント
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うわあ……第8話、めちゃくちゃ心に来ました。kzの「ちゃんと泣いた」シーン、ずっと抑えてきたものが溢れた感じが生々しくて、読んでるこっちまで息が詰まりました。それでいて、fuやshuたちが否定せずにちゃんと受け止めてくれる温かさに、読者も「ここは安全なんだ」って思えるんですよね。でも最後の音に対する過剰な反応と謝罪が、過去の傷の深さを物語っていて……このギャップがたまらない。よなさんのキャラの心の動かし方、本当に上手いなあ。