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らい🎀
ぱらぱらちゃーはん
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𝕃𝕖𝕥’𝕤 𝕘𝕠!
kz「今日はちょっと食べれそう…..」
そう言って、少し多めによそう。
でも。
kz「……っ」
やっぱり、途中で止まる。
kz「……ごめんなさい」
re「謝んないで良いよ」
rmが軽く言う。
rm「欲張っただけでしょ」
kz「……はい」
rm「じゃあ次減らせばいい!」
——それでいいのか。
kzは、少しだけ驚いた。
次の日。
kz「……これくらいでいいです」
自分で量を決めた。
少しずつ食べる。
kz「……」
止まらない。
kz「……食べれた。」
自分でも食べれたことに驚いた。
fu「おー!」
fuが嬉しそうに笑う。
rm「ちゃんと食べれるじゃん」
rmも軽く言う。
kz「……うん」
ほんの少しだけ、
kzの表情が柔らいだ。
——失敗しても、終わりじゃない。
そんな考えが、
少しずつ残るようになった。
——もう一回やればいい。
前なら、考えられなかったことだった。
——楽しい。
そう思った瞬間、
胸の奥がざわついた。
kz「……」
kzは、視線を落とす。
——まただ。
楽しいと思うたびに、
不安がついてくる。
——どうせ、なくなる。
その考えが、消えない。
fu「ずっとここにいればいいじゃん」
fuが、何気なく言った。
kz「……」
kzの動きが、止まる。
——ずっと。
そんなわけない。
——また捨てられる。
頭の中で、声が重なる。
——ここにいたら。
——期待してしまう。
kz「……」
kzは、ゆっくり息を吐いた。
——それが、一番怖い。
⸻
夜。
3人が寝静まったあと。
kzは、静かに起き上がる。
音を立てないように、ドアに手をかける。
kz「……」
一瞬、止まる。
——戻るなら、今。
でも。
kz「……無理だ」
小さく、呟いた。
——どうせ、いらなくなる。
なら。
——自分から。
そっと、ドアを開ける。
外の空気が、流れ込んできた。
振り返らない。
そのまま、歩き出す。
夜の空気が、やけに冷たかった。
kz「……」
歩きながら、足元を見る。
——戻ればいい。
そう思うのに。
足は止まらなかった。
——戻ったら。
——また、期待する。
kz「……っ」
眉を歪める。
——やめろ。
頭の中で、声が響く。
いらない
役に立たない
なんでできないんだ
kz「……っ、やめろ……」
思わず声が漏れる。
——捨てられる
——また
——絶対
kz「……違うもん……」
分かってる。
——あいつらは違う。
それでも。
kz「……どうせ……」
言葉が、止まらない。
kz「……どうせ、同じだろ」
ぽつりと呟く。
——最初だけ優しい。
kz「……そのうち、面倒になるはず」
——いらないって言われる。
kz「……なら」
——最初から。
kz「……いない方が良かったのかな?」
kz「……っ」
視界が、少し揺れる。
それでも、止まらない。
kz「……」
どこまで歩いたのかも分からない。
人気のない場所で、立ち止まる。
kz「……はは」
小さく、乾いた笑いが漏れた。
kz「……結局、こうなるんだな」
——ひとり。
それが、一番しっくりきた。
足元が、ふらつく。
——やばい。
分かってるのに、体が言うことを聞かない。
kz「……は…っ…」
呼吸が浅い。
視界が、滲む。
——もういい。
そう思った瞬間。
??「おい」
低い声が、頭上から落ちた。
??「こんなとこで何してんだ?」
kzは、ゆっくり顔を上げる。
見知らぬ男。
kz「……」
——やばい。
本能が、そう告げる。
男「具合悪そうじゃん」
男「連れてってやるよ」
手が、伸びる。
kz「……っ、やめ……」
声が、出ない。
体が、動かない。
——逃げろ。
分かってるのに。
男「大人しくしとけ」
腕を掴まれる。
kz「っ……!」
振りほどけない。
——また。
頭の中で、過去がよぎる。
——また、捕まる。
kz「……やだ……」
小さく、声が漏れた。
??「——離せ」
低く、静かな声。
空気が、一瞬で変わった。
男「……あ?」
男が振り返る。
男「なんだお前」
shu「その子、うちのだから」
——shu。
kzの視界が、揺れる。
男「は?知らねぇよ」
男が腕を引く。
kz「っ……」
kzの体が引き寄せられる。
shu「——触んな」
次の瞬間。
男の手が、強く払われた。
男「なっ……」
shu「それ以上やるなら、警察呼ぶ」
shuの声は、変わらず静かだった。
でも。
逃げ場がない圧があった。
男「……ちっ」
男は舌打ちして、手を離す。
男「最初からそう言えよ」
そのまま去っていく。
shu「……kz」
名前を呼ばれる。
shuは少し息が荒かった。
ーー探してくれた。?
kz「……っ」
力が抜けた。
kz「……なんで……」
声が、震える。
kz「……来たの」
shu「いなかったから」
それだけだった。
kz「……」
——探してくれた。
その事実が、
胸に落ちる。
kz「……ごめんなさい……」
また、謝る。
shu「謝らなくていいって」
shuは、静かに言った。
shu「帰ろう」
kz「……帰っても、いいの?」
ぽつりと、聞く。
少しの沈黙。
shu「当たり前でしょ」
その一言で——
kzの視界が、滲んだ。
シーン
fu「——kz!!」
遠くから、聞き慣れた声がした。
kz「っ……」
kzが顔を上げる。
fu「よかったぁ……!」
fuが、息を切らしながら駆け寄ってきた。
kz「……っ」
kzの肩が、少し揺れる。
re「……バカ」
後ろからrmが来る。
rm「急にいなくなるとか、びっくりするじゃん!」
口調はいつも通り。
なのに。
その顔は、少しだけ安心しているように見えた。
kz「……ごめんなさい」
反射的に謝る。
fu「だから謝んなって!」
fuが少し困った顔で笑う。
fu「無事ならそれでいいから!」
——無事なら。
——それでいい。
その言葉が、胸に落ちた。
kz「……っ」
呼吸が、少し乱れる。
rm「……?」
rmが、少し首を傾げた。
rm「kz?」
ぽたり。
涙が、一つ落ちた。
rm「……え」
自分でも、分からなかった。
kz「……なんで」
頬が、熱い。
kz「……なんで……」
止まらない。
kz「……泣いて……」
声が、震える。
kz「……っ、俺……」
分からない。
怖かったのか。
安心したのか。
苦しいのか。
ただ、涙だけが止まらなかった。
kz「……っ、ごめ……」
言い終わる前に——
shu「謝らなくていい」
shuの静かな声。
shu「……怖かったんだと思うよ」
その言葉で。
何かが、少し崩れた。
kz「……っ」
fuが、少ししゃがむ。
fu「おいで」
すごく自然な声だった。
kz「……」
kzは、少し迷った。
——迷惑かもしれない。
——重いかもしれない。
でも。
kz「……っ」
気づけば、少しだけ近づいていた。
fu「よしよし」
fuが、そっと肩にタオルをかける。
rmも、少し近くにしゃがむ。
rm「ほんと世話焼せるぜ……」
小さく言って。
rm「でも、見つかってよかった」
ぽつりと落とした。
shuは、少し離れたところでしゃがんで、静かに言う。
shu「もう、一人で抱えなくていいよ」
shu「……帰ろう」
——帰ろう。
その言葉に、
kzの涙はまた少し溢れた。
kz「……っ、うん……」
初めて。
kzは、“帰りたい”と思った。
その時kzは自分がああなるとは思ってなかった。
コメント
1件
「帰ってもいいの?」って聞くkzの声、すごく刺さりました……。怖いのに安心したい、でもまた期待してしまうのが怖い。その葛藤が細かい描写で伝わってきて、胸がぎゅっとなりました。shuの『その子、うちのだから』って台詞、めちゃくちゃかっこよかったです。皆が探してくれて、怒るんじゃなくて『見つかってよかった』って言ってくれるの、すごく温かくて……読んでるこっちも泣きそうになりました。本当に素敵なお話です……!