⚠️注意⚠️
・この作品は二次創作でありご本人様とは一切関係ありません。(名前や部活も自分が勝手に考えてしまっただけなので本当の話ではないです)
・キャラが掴めてなかったり口調がおかしい場合があります。
・これはBLファンタジー作品なので苦手な方はお戻りください。(そんなにBL要素強くないのでR18❌)地雷だったり苦手な方は無言で遠ざけてください。
・この物語は「光が死んだ夏」の伝統や町を舞台にしています。”舞台にしてるだけ”で見たことない人やネタバレが嫌な人でも楽しめるようになってます。
・物語を創るのが下手で上のひかなつのように複数のアニメやマンガの設定が入ってる場合が結構あります。多分絶対パクリはありません。(君の名は、月曜日の恋人など)
・オリキャラというわけではないですが主役たちの兄弟が出てきます。
・飽き性なので途中で辞める場合があります。(今のとこ結構長い話だと)
注意事項読んだ方はSTARTー
shp視点
俺は今チーノと話しながら自転車をひいて歩いている
shp ) じゃあ俺こっちやからまたな
ci ) えっあぁ…うん!またね!
そう言ってチーノと別れる
そこから自転車に乗り30分かけてボロボロの家の前で止まる
shp ) ふぅー…久しぶりやな…
そして鍵のない扉を開ける
shp ) …ただいまぁ…
中に入るとシーンとしていて虫が飛んでいる
もしかしてもう引っ越した…?
俺は玄関に落ちているお菓子の箱を拾う
消費期限を見てみると12月23日と書かれている
……!!まだ最近のや!!
俺は奥のリビングの方へ足を進める
リビングもゴミだらけで足場がない
するとソファーから声がした
母 ) んーうるさいなぁ…
ソファーに寝転がっていた母は起きる
shp ) あっ…母さん…
母 ) え…?
俺を見ると母は顔を真っ青にし酒が入った缶をこちらに投げてくる
母 ) なんで…ッ!!なんであんたがここにいるのよ!!早く出てけッ!!
shp ) ちょっ…!落ち着いて…ッ!
母 ) こっち来るな!!なんでまた戻ってきたのよ!!あんたのせいでこっちは…ッ!!学費だって払ってやってるのに…ッ!!
缶が頭に当たり酒で全身が濡れる
shp ) ……ご、ごめんなさい…酒とご飯買ってきたから食べといて…
そう言って俺はすぐに家を出る
んーまぁ予想通りの反応だ
お酒かけられて濡れたし風呂入りに戻るかぁ
トントンさん戻るの早すぎてびっくりしてそw
俺はそのままハウスへ帰っていった
ci視点
shp ) じゃあ俺こっちやからまたな
ci ) えっあぁ…うん!またね!
そう言ってショッピと別れる
ショッピと話すのは楽しいが今から会う家族のことを考えるとどうしても不安になってしまう
そんなことを考えて自転車に乗り40分漕ぎ続ける
そして大きい和風の家の前で止まる
他の家と比べて3倍くらいのデカさで相変わらず目立っている
俺は家の中に入る
するとそこには着物を着た女性が待っていた
女性 ) 初めまして。景信様でございますね。居間でご主人様がお待ちしております。着替えて居間へお願いします。お荷物はお持ちいたしますよ。
ci ) あぁ…ありがとうございます。
そう言って荷物をその人に預けて着物に着替え居間へ行く
居間に入ると父と母そして親戚の方々がおり楽しそうに食事をしながら話している
俺は父の正面に正座して座りお辞儀をする
ci ) 皆さま今日は集まっていただき誠にありがとうございます。智偉家長男、智偉景信と申します。落し子の役目を全うするためにこの世に生まれてきました。何卒よろしくお願い致します。
そう言って顔を上げるとみんなが拍手をする
男1 ) いやぁ流石!智偉家長男だ!うちの子も見習って欲しいね!
男2 ) これで来年も安心してこの村で暮らしていける!前回は暴れて大変だったが今年の景信君なら大丈夫そうだね!
父 ) いやぁ3年前は本当にご迷惑をお掛けして…
女1 ) ホントよぉ!全く!あの日は怖かったんだから!
そうこいつらが言っている3年前というのは姉の生贄儀式があった日だ
あの日のことは俺はよく覚えていない
いや…思い出したくないだけだ
するとある酔っ払った男性が話しかけてくる
男3 ) ほれ!景信君も一杯どうだい?
そう言って酒が入ったコップを渡してくる
こいつら…昨日も飲んだんじゃないのかよ…
ci ) 皆さんと飲めるのは嬉しい限りですが、私まだ未成年でして…お酒は飲めません。
男3 ) なんだよぉ…どうせ来年落し子になるんやからそんなん気にしなくていいだろぉ…なぁ旦那!
父 ) そうだぞ景信。一杯貰いなさい。
そう父に言われ俺は何も返せない
ここでは大人の言うことは絶対なのだ
ci ) ……はい。一杯頂きます!
そう言って俺は笑顔で酒を飲み干す
男3 ) おぉ!いいねいいね!もっと飲むぞ!
男性はどんどん酒を俺に渡してくる
俺はそれを我慢して笑顔で飲み干し長い話をひたすら聞いて頷く
それを俺は繰り返していた
姉 ) 景信!おいで!こっちこっち!!
ci ) 待ってよ!姉様!
そう言って山の中の開けた草の上に座る
ci ) ねぇこんなことしてお父様に怒られへんの?
姉 ) 大丈夫よ!私が何とかするから!それより上見てみて!!
俺はそう言われ渋々顔を上げてみる
そこには綺麗に光っているいくつもの星があった
それが奥まで続いていてキラキラしている
ci ) わぁぁぁ!!!きれーい!!!
姉 ) でしょー!ここは明かりが少ないからはっきり見えるんだよ!今日は流星群の日だからいっぱい見えるの!!
ci ) あっ!流れ星だ!!
俺がそう言ってると目の前に流れ星が流れる
姉 ) あれが流星群!願い事叶えてくれるかもよ!笑
ci ) えっ!本当に!?
姉 ) うん!流れ星は願いを叶えてくれる神様なの!
ci ) じゃあ俺お願いする!!えっとぉ…ずっと姉様と居れますように!!!
俺がそう言うと姉様はびっくりした顔をする
姉 ) それが…景信の願い事…?
ci ) うん!俺姉様とずっと一緒に居たいもん!
そう俺が言うと姉様は優しく笑いかけてくれる
姉 ) そっかぁ!嬉しいなぁ!私も景信とずっと一緒に居たいよ!
ci ) じゃあ約束しよ!
そう言って俺は小指を出す
姉 ) 約束は…ごめん出来ないかも笑
ci ) え?なんで?流れ星にお願いもしたよ?
そう聞くと姉様は俺を抱きしめる
姉 ) ごめんね…私は3年後お首様のところに嫁がなきゃいけないの…でも大丈夫!私が居なくてもきっと景信のこと大切に思ってくれる仲間ができるから!!出来たら景信もその仲間のこと大切にするんだよ!
ci ) ……?うん!分かった!!
姉 ) じゃあ約束!もしそんな仲間が出来たら私の祠に来て教えてね!
ci ) 約束!!
そう言って姉様と小指を絡める
俺は目が覚めると布団の上で寝ていた
あぁ…昨日お酒飲まされてそのまま…
頭痛いしクラクラする…
俺は頑張って起き上がる
どうやらここは俺が昔使ってた部屋のようだ
きちんと掃除がされていて綺麗だった
こういう所はちゃんとしてるんよなぁ
なんか懐かしい夢を見てた気がする…
そう考えていると扉をノックする音が聞こえる
ci ) 入ってどうぞ。
扉が開くと昨日出迎えてくれた女性がいた
女性 ) 景信様おはようございます。ご朝食の準備が出来ましたのでお呼びにまいりました。
ci ) 分かりました。準備が出来たら向かいます。
そう言うと女性は出ていく
早く着替えるか…
俺はすぐに着替えて部屋を出る
廊下を歩いていると懐かしい扉があった
俺は無意識にそこの扉を開けていた
そこにはたくさんの星のポスターや本があった
ここは…姉様の部屋や!!
俺は少しだけ中に入る
埃もなくきちんと掃除されているようだ
ふと机に置いてある本を見てみる
するとそこには「彗星が落ちる日」と書いてあった
中をめくってみるとある高校生が彗星が落ちる日に過去に何回も何回も戻り
村の人達を助けるために彗星が落ちるのを防ぐという物語だった
なんかちょっと怖い話やな…
姉様こんな本どうやって買ったんやろ?
お父様に買ってもらった…?いやないか…
はぁ…もう姉様が居なくなって2年か…
あと1年したら俺も…
そう考えただけで鳥肌が立つ
あっ!そういえば朝ごはん!!
そう気づき俺は居間へ向かう
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