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「結局、アーロン・オブライエンの元婚約者セルマ・カーシュが企てた会長への復讐だったようですね」
「…」
「ですが、まだ何かある裏があるようですが、」
「…」
「モニカ?」
「は、はひ!!」
モニカが人見知り過ぎるがあまり黙りこくるのはいつもの事だ。しかし、この黙りは余りにも以上異常である。
「モニカ、言いたいことがあるのなら言って」
「…あ、あの、えと、」
「せ、セレナ、様はグレイアム様と、仲が悪いの、でしょうか」
「!」
「…仲が悪い、という訳ではありませんが、」
「あまり、私と性格が合わないの」
「そ、そうなんですか?」
「私は表では天女と言われている、逆でブリジット・グレイアムは何というか、女神?聖女?みたいな」
「とりあえず、あの子はプライドやら意識が高くて私とは合わないのよ 」
「な、なるほど」
「それに、殿下の件も_」
「で、殿下がどうかしたんですか?」
「いえ、何も」
「それと、モニカに一つ伝えおきたいことが_」
「?」
「貴方のクラスに私の弟子がいます」
「…へ?」
「中等部からいるのでモニカの任務には支障は来さないと思いますが、」
「まままま、待ってください!!」
「何か?」
「おおおお、お弟子さんがいるなんて初耳ですよ!?」
「まぁ、言ってませんでしたし」
「私の弟子には貴方の任務について言っておりますので協力はさせます」
「ちちちち、ちなみにどなた、でしょうか?」
「リーシャ・アルジェントよ」
***
「…」
(多分、さっきの話、逸らされた、よね?)
セレナのいつもは見せない動揺にこちらまで動揺を隠せない
(とととと、とりあえずセレナ様のお弟子さんを、)
「モニカ・ノートン嬢!!」
「!?は、はひぃ!?」
急に名前を呼ばれた事でモニカは思わず腰を抜かしてしまう
「あ、ごめんね!!」
「えっと、挨拶するのは初めてだよね?」
「あ、あの、、、」
「私、リーシャ・アルジェント!」
リーシャ・アルジェント、先程セレナが言っていた〈白銀の魔女〉の弟子だ。ミルクティー色の髪色と目の色、そしてセレナの次に持つ美貌だ。八頭身の小顔で何か動く度にラベンダーの匂いがする。
「貴方が、アルジェント嬢、」
「はい!せっかくですしぜひお茶会しましょう!!」
「え、えぇぇぇ!?」
***
-茶会場にて-
「…あの、」
「お初にお目に掛かります、〈沈黙の魔女〉モニカ・エヴァレット様」
「〈白銀の魔女〉セレナ・クリスタリアの弟子、リーシャ・アルジェントと申します。リーシャとお呼び下さい。」
「え、え、え、え、」
モニカは急激な態度の変化に驚きを隠せずしどろもどろになっており、その状況にリーシャは少し口角が上がっている。
「師匠から任務の事は聞いております」
「影から応援しますのでどうぞよろしくお願いします」
「ああああああ、あの!」
「何か?」
「セレナ様とは随分、性格が違う、ようですが、何か意味があるんですか、?」
リーシャは何かに勘付かれた特有の顔が一瞬表に出したが、すぐに持ち前の笑顔に替えた。
「確かに、この性格は師匠の好みではありません。ですが、師匠は私の力を認めて弟子にして頂きました。」
「な、なるひょど」
「そして、何より!」
急に立ち上がり目の色が変わる
「〈結界の魔術師〉様に会える♡」
「…え?」
「あ、私〈結界の魔術師〉ルイス・ミラー様の大ファンなんです!!」
「…えぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?」
「師匠がたまに仕事の話で会う時に私も同行したら何と言ってもあの美貌!!かっこいい〜♡ 」
「…は、はぁ、」
(るるるるるるるる、ルイスさんのふぁ、ファン…)
「師匠が〈深淵の呪術師〉レイ・オルブライト様と同期の為、同期ペアというのもありですが、」
「何と言っても師匠とルイス様の魔術の組み合わせは最っ高なんです!!」
「で、でもルイスさんには奥様が、」
「もちろん知ってますとも!ですがですが!!」
この短い間でリーシャの口はとても長く語られている。その様子にモニカは着いて行けなくなった。
「あ、あの、!!」
「?」
「わ、わたひ!!せ、生徒会の仕事があるので、し、失礼しまひゅ!!」
「 エヴァレット様!?」
「…お忙しい方なのでしょうね」
「そんな訳ないでしょう」
「師匠!!」
急な背後から声を掛けられて驚いたリーシャは目に輝きが増している
「〈沈黙の魔女〉様にルイス様の素晴らしさを教えていました!!」
「あの人のどこがいいのか、とりあえずモニカと接触したのならそれで良いわ。協力してあげてね」
「了解であります!!」