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Chapter13.保護反応と潜在
🌅翌朝:魔力異常の余韻
深夜の騒ぎが嘘みたいに静かな王城.
でも,魔法組だけは朝から働いている.
昨夜の魔力の波形を記録して、眉をひそめてる。
「……やっぱりおかしい。 ミナが“寝ている時”に魔力が乱れた記録は一度もない。 なのに昨日だけ……跳ね上がった。」
優しいけど、目は真剣に
「ミナちゃん、昨日……怖い夢でも見たのかな? でも、あの乱れ方は“感情”だけじゃ説明できないよ……」
「決闘の時だけ…… つまり“誰かを守ろうとした時”に魔力が反応した……?」
ゆうはミナの手をそっと取って、魔力の流れを確かめる。
「……今は安定してる。 でも昨日の乱れは、 **“外部からの刺激に反応した魔力”**に近いよ。」
「風が言ってる…… “ミナはまだ、自分の力を知らない”って。」
「……おはよ……昨日、なんかあったっけ……?」
ミナが寝起きでぼんやりしてる.
ARKHE「……覚えてないのか」
ゆう「寝てたからね……」
らみ「でも、君の魔力は……」
ネイロ「昨日、確かに“誰か”を守ろうとしてた」
シエラ「風がそう言ってる」
ないこ「(昨日の膝枕思い出して悶絶中)」
セラ「ミナの寝顔を思い出して剣の練習をミスる。」
かなめ「昨日の魔力の乱れ?あれ絶対ミナの“本能”だよね〜」と煽る。
魔力検査
「……おはよ……なんか、みんな早くない……?」
魔法組は顔を見合わせる。 “言うべきか、言わないべきか”の空気が漂う。
ARKHE「ミナ。 昨夜、君の魔力が“跳ね上がった”んだ。 普段寝ている時には絶対に起きない現象だ。」
ゆう「今は安定してる。 でも昨日の乱れ方は…… “外部刺激に反応した魔力”に近い。」
らみ「ミナちゃん、昨日…… 誰かを守ろうとしたり、強く思ったりした?」
ミナ「……みんながケンカしそうで…… なんか、嫌だなって思った……」
ネイロ「やっぱりだ。 ミナの魔力は“感情”じゃなくて、 “他者への保護本能”に反応してる。 それも、普通じゃないレベルで。」
シエラ「風が言ってる…… “ミナはまだ、自分の力を知らない”って。 そして…… “その力は、誰かを守るために生まれた”って。」
ミナはきょとんとしたまま。
ゆうが魔力測定の魔法陣を展開し、 ARKHEが魔力波形を記録し、 らみがミナの精神状態を安定させ、 ネイロが外部干渉を遮断し、 シエラが風でミナの魔力を可視化する。
ミナはただ座っているだけなのに、 魔法陣が淡く光り始める。
ARKHE「……これは……」
ゆう「こんな反応、見たことない……」
らみ「ミナちゃん……君の魔力、深すぎる……」
ネイロ「底が見えない……」
シエラ「風が震えてる……」
王城の扉が勢いよく開く。
息を切らした伝令兵が飛び込んでくる。
伝令兵「緊急電報!! 隣国——れる王子の国が…… 魔王軍の幹部に攻め込まれました!!」
「……嘘……だろ……?」
部屋の隅で気配を消していたReluが、 その言葉を聞いた瞬間、顔色を失う。
別室で倒れていたはずのないこが、 叫び声を聞いて飛び込んでくる。
「魔王軍!?幹部!? なんで今なん!!」
ARKHE「魔王軍の幹部…… あのクラスが動くのは、戦争の前触れだ」
かなめ「それはさっさと言えよ!魔王様!!」
ゆう「ミナちゃん、さっきの魔力の揺らぎ…… まさか……関連が……?」
らみ「そんな……でも……」
ネイロ「偶然じゃない気がする」
シエラ「風が言ってる…… “嵐が来る”って」
「……今から行っても、間に合わなくない?」
「だったら……」