私達の旅。1日目の夜。
「おいおい…マジかよ。」
「これは…ヤバいね。囲まれてる。」
「向こうは、少ないみたい。」
「そっちに向かって、走れ!」
はい!モンスターに囲まれました!現在、走って、切り抜けようと…って、私が最後じゃん!やばい!後ろからモンスターが。しょうがない。魔法使うか。
「流星。superb detnation (散爆)」
周りの敵を一掃できる魔法。進みやすい。よし、追い付いた。
「ここまで来れば… icicle remover crucial (氷柱落 円)」
つららがモンスターを囲むように落下。
「私も。 流星。隕爆。」
爽快感が…。爆発でモンスターは全て倒せた。魔法が強力すぎる。
「本当に強いな。お前らは。」
「君は!…誰だっけ?」
「忘れたんかい!」
「ほら、あの、洞窟で会った…流海。」
「そっちは覚えてるのかい!」
「俺達に何の用だ」
「行くあてがないから、お前らの仲間になって旅しようと思ったんだ。」
「それなら1人で旅しなよ。」
「お前ら強いじゃん。」
「つまり、守ってほしいっと。」
「へー。情けな。」
「仲間が増えるから、別に良いんじゃない?」
「そうだね。」
なんだか、RPGのゲームみたい。これからも増えて行くかな?楽しみ。
1時間くらい歩いた。さすがにもう眠い…。寝たい。って思ってる時に!?なんで?モンスター来るの?オオカミだし。戦うか…。
「moon sword(月剣)」
40匹くらいしかいないのか…。良かった。こっちに15匹来た!斬り倒す。簡単に。もう、秒で終わる…って、流海、弱い…。2匹で苦戦してる…。そんなんで苦戦してるなんて…。今までよく生き抜いてきたね。逆にすごいよ?ほんとに弱い。助けてやろ…。
「ありがとな。」
うわ、生意気…。メンタルズタボロにしてやりたい…。
「夜月。マナの回復、よろしく。」
「オッケー。 moon recovery(月回復)」
「ありがと。」
「眠…。」
「そうだな…寝てる時にモンスターに襲われたら…。」
「俺が見張っててやるよ。」
「流海?弱いのに?大丈夫?」
「大丈夫だ。」
「そう…。」
あ、もうダメだ。不安の気持ちを抱えたまま、私は眠りについた━━。
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