🐰×🍮
【 両片思いだった僕ら 】
お互い高校2年生の設定
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🍮side…
俺には、ちょっと変だけどかっこよくて、
可愛い幼なじみがいる…
でも、好きだって伝えられないなぜなら
"彼にも”好きな人がいるから…
『お昼食べよー🎶』
「はーい、今行く」
翔也とお昼ご飯を食べる時は、
だいたい屋上に行く、
『わー!祥生のお弁当に卵焼き入ってる‼️』
『いいなー、、』
しょんぼりして、俺を見る翔也…
きっとこの卵焼きが食べたいんだろうけど
翔也のにも入ってるし、、
「嫌や、」
そう言って俺は卵焼きを口に運んだ、
『ケチっ!(モグッ』
「……はっ?」
半分まで口に運んだ卵焼きが、
全て無くなっていた…
『ん!美味し〜🎶』
「なっ、ちょっ……え?」
『どうしたのー?まさか、僕のいちごミルクが飲みたいの!?』
「いや、そうじゃなくてっ!」
『そっかぁ、なら良かったぁ…』
そう言ってまた、自分のお弁当をもぐもぐと食べ進める翔也…
気にしているのは俺だけだったのかもしれない
「なぁ、翔也(( 」
『あっ!そういえば!』
『祥生って好きな人いるの?』
急な質問の俺はピタッと止まってしまった、
翔也……それしか思いつかなかった
「い、いるよ」
『え!嘘ー!いないと思ったぁ…』
「なんやねん、いないと嬉しいんか?」
『いや、いた方が嬉しいかなぁ』
何やそれ、自分の好きな子を邪魔されたくないんか?
「好きな人のひとりや2人ぐらいたっていいやろ……」
『ちなみに誰?』
『もしかして……僕?』
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🐰side……
「もしかして……僕?」
淡い期待を込めて、ちょっとふざけたように言った
祥生は好きな人がいるのに…
『……ッなんでわかるん?』
祥生は少し潤んだ瞳で答えた、
当たりってことかな?
「だって、僕も祥生のこと好きだから」
「ずっと好きだったから」
やっと言えた、僕の本当の気持ち…
17年間の本音
【続く】
コメント
5件
可愛い!!!とても可愛い!ありがとうございますm(_ _)m