私の友達は、読者達と儚い雰囲気です。1人静かな部屋でピアノを弾くのが好きだ。だって綺麗で儚い音色を出して、私の人生を物語っているような気持ちになるからだ。
おっと失礼。お話がすぎましね。
本題はここから、この物語は全部フィクションだ。
私の名前は、莉央。そして今、話をしているのは大親友のみかだ。
「今日は、〇〇先生凄い激怒してたよね!」とみかが言う。
私は「それな笑しかもめちゃくちゃ唾飛んでたし笑」と笑っている。
「あっ。私ここだからみか、また明日ね!」
そう言って今日は帰った。
次の日、学校にみかが来なかった。
(体調不良かな?)と心配しつつもその日は授業を受け、何気ない学校生活を送っていた。
キーンコーンカーンコーン。
チャイムがなる。私はみかが心配なためお見舞いにいった。
「みかーー!!大丈夫?」
みかが出てきた。「ちょっと!莉央!静かにして!」みかはそう言った。
えぇ、感じ悪いな。とは思いつつも静かにした。
「莉央、もう今日は家帰って。体調悪いし、静かに寝たいの。」
そうみかは言う。でも様子が変。
顔色は青ざめていて、汗もかいている。
まあ、体調が悪いって言ってるし、心配だけど今日は家に帰るか。
それから時間はたち、今は7時30分くらいの時間だったかな?うん。それくらいだ。
外が騒がしい。パトカーのサイレンもなってる。
気になって外に出てみるとみかの家の前で騒ぎは起きている。
私は血の気が引いた。
(えっ?なんで、みか大丈夫なの?)と思いながら、近所の男の人に話をうかがう。
「あ〜。君この家の子と友達?」
そう聞いてくる。
「はいっ。そうです。みかは大丈夫なんですか?」と私は慌てて聞き返す。
「落ち着いて。この家の方たちみんな空き巣に入られて、お亡くなりになられたんだよ。」
(えっ、待ってなんで、それじゃあさっき青ざめてたのも汗かいてたのも全部、空き巣に入られて逃げてきたから?でも玄関まできたのになんで逃げなかったんだろう、)そう思った。
「空き巣に入った人は、逃げられないように、両足を切断したんだって。それから、次々とご両親、兄、みか、妹の順番で殺されていったんだって。」
「うぅ、みか、私が襲われないようにって自分を犠牲にしてまで空き巣の人に気だからないようにしてくれたんだ。」
私は家に帰ってもずっと泣きまくっていた。
その時だ。私がハッと思ったのは、なんであの男の人、殺され方の順番や逃げられないように脚を切り落としたとか、よく知ってるんだろう。
血の気が引く。急いで警察に連絡しなきゃ。するとピンポーンと玄関の呼び鈴が鳴った。
恐る恐るモニターを確認すると、さっきの男の人だ。
さらに血の気が引く。息づかいも荒くなる。冷や汗もたくさんかいた。
「殺す殺す殺す殺す殺す殺す。」
私は自分の部屋に逃げた。あっ玄関の鍵閉め忘れてる。
キィーー。玄関のドアがあく。
私の部屋にもきた。
急に眠気が。
私は眠った。真っ暗な中そこにはみかがいる。
みかはこう言う。
「ごめんね。」
その言葉をかけられた私は、目を覚ました。その時は病院のベットの上。
母と父は私の手を握って泣いている。
「助けられなくてごめんな。」「先に逝かないでよ。」
そう。私は永遠に寝るまことになったのだ。そこからわたしは幽霊になり、自分の死体を見ないといけないことになる。隣にはみか。みかも泣いている。
「みか」と声をかけるとみかはこっちを向いて、私に抱きついてきた。
「うぅ、りおぉぉ…ずっと一緒にいようね。」
涙が出てきた。
「うん。ずっと一緒だよ。!じゃあ逝こっか。」
そう言って私たちは成仏された。
どうする?この物語がフィクションじゃなくて、【ノンフィクション】だったら。
ふふっ、冗談ですよ。
私は、「疲れたぁ。」と伸びながらパソコンをそっと閉じ、この物語も幕を閉じた。
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