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#閲覧数でわかるからな
『耳が聞こえない君と。』
「ねぇねぇ、名前何て言うの?」
それがあの子との始まりだった。
俺より小さくて、同じピンク髪で、
気になったから話しかけた。
でも、何回聞いてもうんともすんとも
言わない。
その小さな肩をトントン、って
少し叩いた。
すると、ようやく気づいた。
その子は手をいっぱい動かしている。
俺にはなんもわかんない。
首を傾げると、
その子は紙を持ってきてくれた。
綺麗な字で、
【おれ、耳が聞こえないの。】
そう、書いてくれた。
ようやく理解する。
【名前、何て言うの?】
横にあった鉛筆で書く。
さっき置いたばっかりの鉛筆を
持って、その子は書いた。
【みかさって言うの。】
【君の名前は?】
頷きながら、自分の名前も書く。
【さとみだよ。】
みかさは、凄いニコニコしてた。
俺も嬉しくなってニコニコした。
【さとみくんは何歳なの?】
【14だよ。みかさは?】
【8さい!】
【そういえば、どうしてここに居るの?】
【突発性なんちょー?そんなんになって】
【入院したけどもう治った。】
【良かったね。俺も治ればなぁ】
そう書いたみかさの顔は、
少し羨ましそうだった。
そんな感じて何日か一緒に話した。
でも、もう俺は治ったから、
退院することになった。
最後にみかさにこう伝えた。
【絶対にまた来るからね。】
みかさは、目に涙を凄い貯めてた。
でも、泣くのは我慢してた。
多分、俺に迷惑をかけると思って。
【泣いていいんだよ。】
みかさは大粒の雫をいっぱい垂らした。
少しした後、
泣き疲れたのかみかさは寝てしまった。
ピンク色のサラサラな髪をそっと撫でる。
「またね。」
そう言った瞬間笑った気がした。
病室のドアを開けて、俺は外に出た。
コメント
5件
すんません 誤字ったから削除しやした 天才すぎる! 続きも楽しみですっ!✨

え、天才か?最高なんだが…?
ちゃちゃさん、第2話も胸に響きました。さとみくんとみかさちゃんが“紙と鉛筆”で紡ぐ会話がとても優しくて。「泣いていいんだよ」の一文にじんと来ました。別れ際の「またね」でみかさちゃんが笑った気がした描写、ああいう余韻がすごく好きです。続きが楽しみです🤍