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ヒーローたちが青空るるの能力について議論を進める中、13号とミッドナイトも会議に参加することになった。
13号は普段から冷静で理知的なヒーローだが、青空るるの能力に対しては少し心配そうに眉をひそめる。
13号「情報屋としての能力があまりにも強大すぎるわね…」と、ゆっくりと口を開く。目元には若干の不安が見え隠れしている。
13号「4歳という年齢で、こんなにも多くの情報を集められるなんて、私たちヒーローでもなかなか対処できないわ。情報が集まりすぎると、何かしらの危険が伴うかもしれない。」
その言葉に、青空るるは無邪気に笑いながら反論する。
青空るる「大丈夫だよ!私、みんなのために集めてるだけだから!たとえば、ヒーローとしての動きや、危ないヴィランの情報も、ちゃんとヒーローたちに渡すよ!」
13号はそれでもやや不安そうに続ける。
13号「それでも、情報を制御できるかどうかが問題よ。もしもその情報が間違って使われたら、大きな混乱を招くことだって考えられるわ。」
ホークスが口を挟む。
ホークス「まぁ、それは確かに。君の情報が手に入るなら、僕たちヒーローの動きに役立つかもしれないけど、逆にヴィラン側に渡ったら、それこそ一大事だよね。」
13号は深くうなずきながらも、青空るるを見守るようにして言う。
13号「君の力をうまく管理する方法を考える必要があるわね。」
一方、ミッドナイトは少し違った反応を示す。彼女はやや興味深そうに青空るるを見つめ、赤い唇をちょっとだけ動かしながら、クールに言った。
ミッドナイト「面白いわね…こんな小さな子が、ヴィランともつながりがあるなんて。私なんて、20年近くヒーローをしてるけど、こんなやつに出会ったのは初めてよ。」
青空るるは少し照れくさそうに笑いながら答える。
青空るる「うふふ、でも、別に悪いことはしてないよ!みんなの秘密を集めるのって楽しいんだもん!」
ミッドナイトはその無邪気な笑顔を見て、少し意地悪く言う。
ミッドナイト「まぁ、君が遊び感覚でやってるのなら、問題がないかもしれないけれど。けれど、その力を悪用するヴィランが現れたら、面白いどころじゃないわよ。」
青空るる「えー、悪用なんてしないってば。だって、私はヒーローだから!」
ミッドナイトはにやりと笑い、少し皮肉を込めて言う。
ミッドナイト「ヒーローでも、情報をどんな風に使うかは難しいってことよ。いい感じに使えるなら、私も君の情報を利用させてもらうかもしれないわ。」
その言葉に、青空るるはにこりと笑い、いくつかのデータをすでに頭の中で整理しているような様子を見せた。
青空るる「ふふ、じゃあ、秘密の交換会でも開こうかな?」
ミッドナイトは少し考えてから、笑いながら答える。
ミッドナイト「それは面白いかもね。でも、気をつけなさいよ。君が暴走しないように。」
その後も議論は続き、13号は青空るるの能力の管理方法について慎重に話し合い、ミッドナイトはその楽しさを見守りつつ、少し警戒している様子が続く。青空るるは相変わらず無邪気にヒーローたちとやり取りをしていた。
ホークスやエンデヴァーが少しずつ青空るるの能力に向き合い、彼女の存在をどう活用するかを考えていく。最終的に、青空るるの能力は慎重に使うべきだという結論に達したが、同時に彼女が持つ情報をヒーローたちの活動に役立てる方向で進むことになった。
ヒーローたちが会議で、青空るるの力をどう扱うべきか話していると、突然、青空るるが満面の笑みを浮かべながら言い放った。
青空るる「オール・フォー・ワンとも友達だもん!トランプで遊んでみんなと仲良くなれたのー!」
その瞬間、会議室は完全に静まり返る。
爆豪は目を見開き、怒りを抑えきれずに叫んだ。
爆豪「おい、ちょっと待て!オール・フォー・ワンって…お前、ヴィランのボスだろ!? どうしてそんなヤツと友達なんだよ!?」
青空るるはただ無邪気に肩をすくめて言う。
青空るる「だって、オール・フォー・ワン、トランプすごく上手なんだもん!遊んでるうちに、仲良くなったんだよ~。」
エンデヴァーは、少し冷や汗をかきながら、青空るるをじっと見つめた。
エンデヴァー「君がそんなことを言うとは思わなかった。ヴィランの大ボスと仲良くなるなんて…どうしてそんなことをしている?」
青空るるは、自分の紅茶を一口飲んでから、にこっと笑いながら言う。
青空るる「うーん、だって、オール・フォー・ワンも、私が遊びに来たときはすごく優しくしてくれたし、すごく楽しかったよ!遊びに行ったら、面白いカードゲームがあって、みんなで遊んだの~!」
ミッドナイトが冷静に話を振る。
ミッドナイト「つまり、君にとってはオール・フォー・ワンもただの遊び仲間だというわけね。でも、それってとても危険なことよ。」
ホークスは少し考え込みながら言う。
ホークス「本当に大丈夫なのか?ヴィランがそんなにフレンドリーなわけないだろう。何か裏があるんじゃないか?」
青空るるはにこやかに答える。
青空るる「うーん、裏とかじゃないよ!ただ、たまにヴィランと遊んでもいいでしょ?お友達だもん。」
爆豪は頭を抱えながら言う。
爆豪「お前、そんなことでヴィランと仲良くなってんのか…これじゃ、ヒーローとしての警戒心もクソもないな!」
青空るるは、何も悪気がない様子で言う。
青空るる「だって、オール・フォー・ワン、すっごく楽しそうだったし。あ、でも、私、遊んでるときに彼が悪いことをしてるって気づいたから、私もたまにはお知らせしてるんだよ!ヒーローに!」
ホークスはその言葉を聞いて、少し安心したような表情を浮かべる。
ホークス「それなら、少し安心だな。でも、君がそうやってヴィランと接することで、他のヴィランが警戒して君を利用しようとするかもしれない。」
青空るるは真剣にうなずく。
青空るる「うん、それも考えてるよ!でも、私は、みんなが困ったときにはちゃんと報告するから、安心してね!」
その後、ヒーローたちは青空るるの無邪気な言動に驚きつつも、少しずつ彼女の発言の裏にある意図を理解し始める。彼女がヴィランと接すること自体は問題だが、青空るるは自分なりにヒーローとして働こうとしていることがわかる。
最終的に、ヒーローたちは青空るるの無邪気さと力をどう活用するかを再度話し合い、彼女がヒーローの力としてうまく使われるよう、慎重に対応することに決めた。