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コラボ
パーカーマン☆さんとのコラボだよ。やったね！
今回前編です。
佐藤家中心のIF的な過去編的な何かです。(佐藤さんが分からない？パーカーマン☆ニキの投稿を見て来い！)
佐藤さんと佐藤ちゃんは親戚的な関係
佐藤ちゃん→佐藤 依織
佐藤さん →佐藤 さん
↳お姉ちゃん呼びです
少し暗いかもしれない…許して‥
読みにくかったりしても許して..
以上が許せる方はレッツゴー
◇◇◇
ー依織視点ー
「はぁ…疲れた…」
学校の帰り道、今日も一人、毎日変わらない景色ばかり。
早く帰ろうと思い、いつもより少し早く歩いた。
◆◆◆
「ただいま…」
まぁ言っても誰もいないけど‥
私はいつもと同じように上の階の自分の部屋へ向かった。
制服からいつものジャージに着替えて布団に潜りネットを見る。
［今日はカラオケ行ってまーす♪］
［彼氏とデート中♡］
……リア充ばっかり…
なんだか悲しくなってきたなぁ…
寝て忘れよう……
そう思い目を瞑る。
◆◆◆
だが、そう簡単に寝れるはずもなく‥今日の学校でのことを思い出す
今日も上手く笑えていただろうか。周りと馴染めていただろうか‥
『あっ、依織さん…』
あの子、、何だか素っ気なかったな
『くすくす』
あの人たちは何を見て笑っていたんだろう…
どんどん嫌なことを思い出していく…頭の中は悲しいことでいっぱいになっていく…
「行かなければ良かった…」
まぁ、過ぎたことを悔やんでも仕方がないけど…
◇◇◇
ー佐藤さん視点ー
「暇だなぁ…」
そう何気なくスマホを開く。いつもと変わらない日常。
…そういえば依織は今頃何をしているのだろうか。
最近忙しいという理由で会えていなかったなぁ。
「よし、会いに行こう。」
そう決断してからは早かった。何を話そうか、なんてことを考えながら支度をする。
◆◆◆
「…よし、行ってきます」
そう玄関に飾ってある写真に挨拶をし、ウキウキしながら家を出る。
「なにか買っていってあげようかな‥」
そう思い、近くの雑貨店に寄り好きそうなものを選んで買っていった。喜んでくれるといいけど..
◆◆◆
…着いた、久しぶりに会える。
そう思い、ドアを見つめる。
元気にしてるかな。学校はうまくいっているだろうか。期待と心配が同時に胸にこみ上げてくる。
ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ…
インターホンを鳴らした。……返事が来ない..
寝てるのかな…？でもせっかくここまで来たし、、どうしよう…
そう思えば合鍵を貰っていたような気がする。そうだ、貰った。
じゃあ鞄の中に入っているかもしれない、そう思いゴソゴソ漁る。
「……あった…！」
ｶﾁｬｶﾁｬ..ｶﾞﾁｬｯ
「お邪魔！！！」
ありゃ、留守か‥？
◇◇◇
ー依織視点ー
「……」
はぁ…さっき後悔したというのにまたネットサーフィンですか。と自分ながら呆れる。でも他にやることなんてない。
そうだ、と思いRINEを起動する。何か連絡などはないか…と思ったが、、
勿論、そんなものは無かった。そもそも友達とRINEを交換したことなんて無かった…
交換しているのは………
私は考えることをやめた。
そう、考えても解決なんてしない、行動に移さないと何も解決しない‥
そんな勇気とメンタルが私にもあればなぁ…
無い物ねだりだと言うことぐらい重々承知だ。
「なんか疲れたな…」
すると目の前に大雨が降っていた。いや、これは雨ではないーー
私は目から涙が溢れていた。
◆◆◆
ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ…
チャイムが鳴った。でももう出る気力なんてない。申し訳なけど帰ってもらおう‥
申し訳無い、ごめんなさい、こんな事も出来ないのか、などのマイナスな言葉が脳に溢れてくる。
『お邪魔！！！』
…え、この声..お姉ちゃん…？
◇◇◇
ー佐藤さん視点ー
お邪魔してるなぁ‥勝手に入っただけだけど‥
「依織〜？いる？」
…応答はなかった。寝てるのかな…
部屋に居るかもしれない。そう閃き廊下を渡り依織の部屋のドアを叩くーーーー
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