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その後、荷物を運び終えた保育士達は運送業者と別れ再度休憩の準備に取りかかることにした。
小柄で子供服を気慣れてはいるものの、保育士になって働き出した保育園でおもらしをし、オムツのお世話になることになるとは思ってもいなかった。
飾り付けをしていた部屋に戻ると休憩の用意ができていて、幼児サイズの小さなイスが円形に並べられていた。
周りの保育士たちは保育用のジャージを着ているのは当たり前だが1人さゆりだけが子供服を着てさらにその下には布おむつまであてられてしまっている。
「さゆりちやん、おしっこしちゃったら教えてね、いまは布オムツなんだからすぐに交換しないとかぶれちゃったりするといけないから」
紙オムツでさえ恥ずかしいのに布オムツをあてられてしまい恥ずかしい気持ちがさらに大きくなりさゆりの羞恥心をかきたてる。
(あ、おしっこ…)
布おむつをあてられての最初に思ったことがそれだった。
(おしっこしたい…)
(おむつに気づいて)
自分でトイレへ行きたいと言えばいいものだがオムツをあてていることがそれを言い出すことが困難にしていた。
「先生、さゆりのコップとかも園児のにならないですか?」
「オムツだしそれの方がしつけやすいと思うんです」
(なにいうの??)
と思ったさゆりではあったがそんなことが言えるはずもなく小さな尿意と戦っているのだった。
「さゆりちゃん用のだったら届いてるんじゃない?」
「園児用のとは別の箱にあると思うわ」
「園児が来る前に練習も兼ねてほしいからちょっとみてくるわ」
その….ᐟさゆり用….ᐟのコップとやらを探しに行った先輩保育士。
残された保育士たちは…お菓子を食べて暖色している。
さゆりは布オムツと尿意が気になり食が進まない。
「あった、あった。」
と言いながら持ってきたのは、間違いなく哺乳瓶で幼児用のものより少しだけ大きくなっているようだった。
(え?それ……?)
とゆうさゆりに
「しってるでしょ!哺乳瓶!学校で教えてもらったでしょ」
ここにいる全員が保育の学校出身なので、教えてもらっていないなわて言うわけにもいかず
ただそれを見つめることしかできなくなっていた。