前回のザンルドの続き!
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どうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしよう、俺にはレムリンのような想像力もリヨウのような余裕もザンカのような要領も無い、俺には何も…またもやルドが悲観的な気持ちになる、そうして何も得られぬまま解決策を模索していると頭をカチンと軽く殴られた
「おい、聞いてるのかぁ?早く依頼終わらせに行くぞ」
ハッとした、そうだ、依頼…でもザンカは…
「ほうか、依頼があるならはよう行き、さっきのは聞かんかったことにしとくけぇ」
「あ、ありがと…?」
いつもなら言い返してくるのに…と疑問に思うルドだったが今の優先事項は班獣退治だ、少し不安もあるが気持ちを切り替えてエンジンと共に班獣退治へと向かった
移動中ルドは車の中でザンカについて考えていた、 最初はただの教育係でムカつくやつだと思ってた、でも一緒に依頼をこなしたり色んなことを教えられるうちにどんどん色んな気持ちが込み上げてきた、最初は尊敬、憧れだった、でも今でははっきり分かる、これは” 恋 “だ
今では頭の中はザンカの事でいっぱいだ、ザンカとの依頼、ザンカとの食事、ザンカとの歓談
ルドにとっては全て宝物のような時間なのだ
そんなザンカに嫌われたら…考えるだけでもゾッとする、そうこうしているうちに班獣が侵入したと通報が入った場所についたみたいだ、今日のことはきちんと謝ろう…と心に決めエンジンと共に班獣の群れへと消えて行ったーー
コメント
7件
自覚してる!両片思い?
恋を自覚したルド君!さいっこう! 不器用すぎるよザンカさん!もう両思いになれるように頑張って!!