にゃんぱすー、2話です
いきなり教室がざわめきを帯び始める。
私も(何だこのラノベ展開?マジワロス)とか想いながら優等生スマイルを構築し始めた。
あと、生徒の中には気が触れたように暴れまわり榎田先生による正義執行を行われた精度が二人ほどいた。
まじでBKだ奴等…
てか、初ミクなんでまじでビビったのは、ホントなのだが。
後ろの席から私の肩に手を置いてきた人物が一人、「何でいつも事前に伝えないのかね、うちの学校は、」と口を動かすのは、戸貝 冬美(とがい ふゆみ)だ。通称、テスト前日に水菓見始めて、全部見て勉強しない、粉バナナ。である。
そうだね~なんて汎用性の塊を全力投球で放り込み、切り抜けようとしたが、流石に腐れ縁か何かで幼なじみのまま一緒に育った冬美である。顔をしかめられる。
「もっと興味持とーよ。」呆れ顔で言われる私は、多分被害者である。んな義理ねーんだよ。冬美のマシンガンが止まらないので、どうしたものかと考えていたら、転校生が入ってきた。
男子がソワリ出したので、一瞬で女の子だと分かった。
どうもこのクラスは、うるs…賑やかなようだ。いやうるさい
「野崎 燕(のざき つばめ)といいます!よろしくおねがいします!」初手の印象は、可愛らしい顔ときれいな髪の毛に、似合わず性格がココアの元気をうるさいで5かけたみたいだな、である。よーは、元気っ子でうるせえということである。
ていうか、出席番号最後じゃなくなるかも、とちょっとウキウキしていたので、残念だと心底思う。あー残念だ
「よろしくね!ミハルちゃん!学年一位ってすごいね!?今度勉強教えて〜!ごめんね!じゃあね!」と、嵐のようなご挨拶を決めて、彼女は、私の視界の隅の学生に声を掛けていた。ヨーキャだぁ
あと冬美とめっちゃ仲良くなっていて、一人でなんか取られた気分になって、ムカついている私が居た。
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