コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
昨日はごめん。私も言いすぎたほんとにごめん。
届いてほしい。そんな思いで書いた手紙。
美咲「大丈夫?なんかあった?」
心「ううん。何でもない。」
美咲「ほんとに?私はそう見えないけど」
心「、、、あのさ、私、」
美咲を誰もいない踊り場に連れていき、昨日のことを全部話した。百合のこと、志望校、今までのこと、、、、、、言える限り全部話した。
美咲「そっか、やっぱり。」
心「え、、、?やっ、ぱり?」
美咲「うん。だって最近百合も心もおかしかったから。」
心「おかしいか。」
そうかもしれない。百合も私もおかしかったのかもしれない。
美咲「でもさ、ちょっと共感した事があってさ。」
美咲「百合の親って過保護だって言ってたから。たぶん、自分で決めるっていうのが怖いんじゃない?」
心「怖い、か。」
そうかもしれない。あの時、ペンを買う時、自分で選ぶっていう、簡単なことが百合には出来なかったんだ。誰かと同じじゃないと怖くて、心配で、恐怖でしか無かったんだ。
心「うん!ありがとう!百合に謝ってくる!」