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「なんだ。何かあったか。」

『周囲に気配を感じるっす。殺気という程ではないっすけど、敵意だけはビンビンに感じますね。』

「向かう。待機しろ」

『了解っす』

早速問題が発生したらしい。あいつの話し方から、そこまで緊急事態ではないのだろう。だが、こちらに敵意があるのならば許すわけにはいかない。粛清対象である。

「先輩、こっちっす。」

「…この気配か。」

「はい。殺意はないっすけど、何かあったらいけないんで一応。…教育します?」

「とりあえず捕獲する。4人いるな。」

「そうっすね。」

「お前は左の2人だ。俺が右を拘束する。」

「了解」

俺とコイツには、2人の間に決めてある合図がある。待機、突撃、粛清、教育、退避など様々である。手の僅かな動きをアイツに読ませ、息を合わせる。学生時代から活用しているため、今ではもう慣れている。

「(突撃)」

俺が合図した瞬間、ルーシーと俺がいっせいに敵へ突撃する。今回の目的は拘束。俺はケルベロスを使い、無理やり押さえつける。ルーシーは家系能力「天創」を使い、拘束用の鋭く強固な縄を作り出す。彼女の家系能力は2つある。1つ目は天創。どんなものでも創り出すことができる。ウァラクの能力とは違い、生物、創造上のもの、さらには見たことのある家系能力までも創り出すことができる。2つ目は「破滅」。その名の通り、なんでも破壊し消滅させる。彼女の手に触れてしまえばどんなものであれ破壊される。そのため彼女は常に特製の革手袋を着用している。

「確保完了っす!」

「さて、答えてもらおうか。」

魔入間 夢小説      「夢を見たかったんだ。」

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