マタロウ「紳士的なスポーツマンだった坂田君が、どうして…?」
ジンペイ「いって~。坂田のヤツ、最悪だよ!」
コマ「イメージ変わったね。もっと爽やかな人だと思ってたのに…」
アゲハ「なんであんなことしたんだろ……やっぱ無理ィ…///////」
アゲハは先程の事を思い出し、真っ赤になって手で顔を覆う
コマ「ほんと、アゲハちゃんにあんなの見させて…」
コマは背伸びをし、アゲハの頭を撫でながら不満を呟く
その時、向こう側からフブキがやってくる
フブキ「アゲハ、ジンペイ君、コマ君!」
アゲハ「あ、フブキちゃん!やっほ!」
フブキ「やっほー!ねえ、今、暇?」
アゲハ「これから食堂に行くとこだけど…」
フブキ「ちょっと時間いいかな?」
フブキ「実は~…私の変身見てもらいたいの!」
そういってフブキは背中に隠していたウォッチとメダルを3人に見せた
ジンペイ「おっ!変身!?」
コマ「そうか!古時計の一件を解決した時に、
フブキさんも変身メダルとウォッチを手に入れたんだっけ!」
フブキ「うん!早速試してみたくて!」
その時、アゲハがフブキの背後を見やる
つられて3人も後ろを見ると、そこには取材を受けてる生徒がいた
コマ「あれ誰だろう?」
ジンペイ「芸能人か?」
?「知らないのかい」
その時、誰かがやってくる
?「マグリだな」
アゲハ「あっ、『根民』君!」
どうやらアゲハ達をディスったのは同じクラスのIT基準合格者の根民マスオだった
アゲハ「こんにちは!」
マスオ「!こ、こんにちは…/////」
これは分かりやすい
アゲハを見てあからさまに顔を赤くしている
アゲハ「あの子は誰?」
マスオ「彼は、桂馬アユムくん。
史上最年少でプロ棋士になった注目の中学生だよ」
ジンペイ「そんな奴がいるんだ」
マスオ「この学校には、各分野のにすごい才能があるからね」
アゲハ「へえ…すごい人なんだね…」
マスオ「……じゃあな」
マスオは何が気に食わなかったのか、そのままその場を去ってしまった
「桂馬君、君の強さの秘訣は何ですか?」
アユム「自分を強いとは思っていません。まだまだ腕を磨かないと」
コマ「謙虚だね」
アゲハ「なんか尊敬しちゃうなあ」
フブキ「好感度高いわ~」
アゲハ達がアユムを尊敬の眼差しで見ている陰で、何者かがノートを開き、
アユムの名を書いた
その瞬間、にやにやと嫌な笑みを浮かべ始めるアユム
「特異な攻め方は何ですか?」
アユム「そうですね…やっぱり相手の金をつぶすこと!!」
アユムは手をワキワキさせると、手に持ってる扇子で男の人の股にチーンッ!っと、
一撃を喰らわせる
そして続けて残りの3人にも扇子でチーンッ!チーンッ!チーンッ!っと…←
それを見たジンペイ、コマ、フブキの3人はそれぞれアゲハの目や耳を塞ぐ
アゲハ「え?なに!?なんも見えないよ!?えッ、ちょっ、誰!?」
「「「アゲハ(ちゃん)は絶対に見ない方がいい。」」」
アユム「金玉取ってからの~…」
アユム「王手!!」
とどめにアユムはカメラマンのお尻に扇子をドゥグシッ!っと…←←←←
案の定カメラマンは倒れた←
アユム「これぞ『王手玉刺し』でゲス♪ゲースゲスゲスゲス♪」
アユムはゲスゲスと笑い、扇子を広げながら去っていった
フブキ「最ッ低…」
フブキは心の底からアユムを軽薄する
コマ「勝負の世界に身を置いてると、あんなふうになっちゃうのかな…?」
3人はアゲハから手を放した
アゲハ「なんであの人たち倒れてるの???」
マタロウ「いや、違う」
その時、マタロウがやってくる
4人はマタロウの方に振り返る
アゲハ「マタロウ君」
マタロウ「あれは恐らく、『ゲスノート』の仕業だ」
ジンペイ「なに?ゲリノート??」
マタロウ「ゲスノート!;」
本日1個目のジンペイのボケが炸裂する
アゲハ「ゲスノートって、Y学園七不思議の1つ、『名前を書かれたらゲスになる』
っていうゲスノートの事?」
マタロウ「そう。坂田君の様子がおかしかったから、調べてみたんだ。
Yペディアにも、ほら」
そういってマタロウは、4人にスマホの画面を見せる
アゲハ「ゲスになった人の特徴としてゲスゲス笑うようになる…」
コマ「確かに、桂馬君も坂田君もゲスゲス笑ってた!」
マタロウ「間違いなく、ゲスノートの仕業だと思う。
何処かにゲスノートを操ってる人がいるに違いない」
ジンペイ「ってことは俺達YSPクラブの、フブキ「私達YSPクラブの出番ね!」どわぁ!!」
せっかくジンペイがカッコよく決めようとしたのにフブキが乱入して
画面の枠と言う壁にぶつかった←
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