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「いや~もっともっと頂戴」
24歳独身のOL、私は出会い系アプリで出会った男と夜を共にしては別れ、また出会いを繰り返していた。
2年くらい前まで、性欲なんて殆どなかった私だったが、今は週3日くらいのペースで夜を営んでいる。
玩具ではまったく満たされず、男性と肉体を絡ませないと満たされない。
両親のコネで一部上場企業に就職できた私、両親はともに通産省で現役で頑張っている。
娘がこんなことに明け暮れているしったらどんな気持ちになるだろう。
2年間で彼氏が出来たこともあったが、毎日のように体を求める私に呆れて皆さっていくだから仕方なく出会い系アプリで出会いを求めてしまっている。
両親も私の変化に多少なりに気づいていて一度ここのジレンマさんに会って来なさいと住所を渡された。政府御用達のカウンセラーらしい。
秋葉原、男がウジャウジャ行き交っている。ここで出会いを求めるというのもありかもしれないけど、上級国民のファッションの私を皆興味はないみたい。それよりも、コスプレしてる子が好みのようね。ここに来るときはあんな服装なら男に不充しなさそう。
「パラドックス。。。」リサイクルショップ?店頭、店内は機材でごった返している。
私は恐る恐る、店内へ、白髪の長い髪、まるメガネの男性がカウンターにいる。
「あの、ジレンマさんいらっしゃいますか?」
「私ですよ、あなたは?」
「藤崎と申しまして、親からジレンマさんのカウンセリング希望できました」
「通産省の藤崎さんの娘さんだね、ご両親から聞いてますよ、2階へどうぞ」
「風間くん、この前いってた、藤崎さんの娘さん、宜しく」
ジレンマは上にいる風間にそう告げた。
私は階段を上がり、2階へ。骨董品のようなものが並ぶ店内、奥には手術代?あんなところでプレーもいいわね。私は少し顔が#綻__ほころ__#んだ。
ソファーには足を組み偉そうに座る30代くらいの男性。中々イケメンじゃないの。
「どうぞ、座って」
私はソファーに座った。
「あんたの相談内容が記載されていないが詳しく教えてくれ」
何かいつもと違い感覚、ここの店内に入ってから、ジレンマさんとみても風間さんを見ても、欲しいと思わない。私はこの不思議な感覚で脳の回路が休止状態になった。