外出
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よしっ!外で食べよう!
し「ぺいんとさーん!クロノアさーん!今日は家じゃなくて食べに行きませんか?」
ぺ「俺は別にいいけど…」
ク「食べに行くの?」
クロノアさんがきょとんとした顔で聞いてくる
あぁそうか
クロノアさん食べに行ったことないんだ
まぁ当たり前かぁ…妖怪だし
ぺ「あっでもしにがみ顔どうすんの?」
そう言いながら僕の口を指差す
し「あ~妖怪ってほとんどが人間に成り済まして生活してるんですけど
僕もその中の一人で裂けてる部分の口をくっつけることができるんです!」
そう言うとぺいんとさんは大きく目を見開いた
ぺ「そうなの?!」
し「はい!ね!クロノアさん!」
ク「うん!俺は猫又なんだけど人間の姿になるときは耳とかしっぽ隠してるから」
ぺ「そうなんだ……!なら安心だな!」
そして僕たちは外出をすることに決めた
外はまだ明るく、三人横に並んで歩き始めた
し「どこ行きます?」
ク「俺はわかんないから任せるよ笑」
ぺ「じゃあマックにせん?」
マックと聞いてまたきょとんとなるクロノアさん
ク「マック?」
し「ハンバーガーが食べられるところです!」
ハンバーガーと聞き何か悩むように眉間にしわをよせた
ク「ハンバーガー………?どこかで聞いたことあるな…」
すると思い出したのかパッと明るい顔になった
ク「パンで挟むやつだ!」
し「それですそれです!」
僕たちがわいわいお話ししていると隣から
ぺ「楽しそうだねー」
と誰でもわかるくらい棒読みの台詞がとんできた
ぺいんとさん怒ってる………?
し「ぺいんとさんもお話しましょう!💦」
ぺ「いいよ、二人で話してろよ」
ク「マック見えた!」
重い空気の中クロノアさんだけが目をキラキラさせハンバーガーを楽しみにしていた
ク「あれだよね?」
し「はい!あれですね!」
ク「じゃあ早くいこ!」
ク「うまっ!!」
それぞれハンバーガーを頼み、クロノアさんは美味しさのあまり感動していた
ぺ「クロノアさん…でしたっけ?」
ク「そうだよ!」
ぺ「あの……これからどうするんですか…?」
確かクロノアさんに飼い主がいたような……
ク「あ~……俺飼い主いたんだけどさ…亡くなっちゃって……帰る場所ないんだよね……」
ぺ「……………」
亡くなっちゃったんだ……
なんて声かけよう……
「一緒に住みませんか?」 or 「大変ですね……」
コメント
3件
おーい修羅場になr(( 一緒に住みませんかで
一緒に住みませんか?でどうでしょう!?
一緒に住みませんか?