テラーノベル
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夜の静かな部屋に水音が響いている。
ルイはタイキの体中を舐めまわし、限界まで昂らせた。
『ルイ…っもう…イかせて…』
「えー、やだ」
ルイが笑った。天使の笑顔で。
ルイの舌が鎖骨の窪みをちろりと舐めた。焦らすように。何度も寸止めにされた体は震えている。
「だって俺、何時間も「まて」したんだよ?」
ルイが顔を上げた。唇が濡れている。タイキの体液で。目がとろんとしている。だがその奥は冷たい。
「「ごめんなさい」は?」
ルイの膝がタイキの脚の間に割り込んだ。押し付ける。
「言ってないよね」
ルイの手が意図的に離れた。全て。体温が消える。
「ほらおいで」
タイキの手を引いて、ルイはベッドに移動した。ベッドの端にもたれかかって手を頭の後ろで組む。
タイキはベッドに座って不安げにルイを見つめた。
「ご主人様さー?今日俺に何回ひどいことした?触ったら逃げるし、俺のこと犬扱いして、何時間もおあずけさせてさぁ」
『うっ…ルイ…ごめんね…?』
「それ」
ルイが片眉を上げた。
「全然気持ちこもってない」
ルイが冷たく、低く、突き放すように言った。
最初は甘い響きだったご主人様という呼び方さえ、今は刃のように胸を刺す。
「謝り方、教えてあげよっか」
タイキは不安そうに頷いた。
『うん…おしえて…』
「俺のに跨って、自分で腰振って。」
見下ろす目線。完全な支配者。
「100回「ごめんなさい」って言えたら、許してあげる」
タイキは全身からサァーと血の気が引いていくのを感じた。
百。
その数字が重くのしかかった。
「途中で勝手にイったら、はじめからやり直し。」
甘い声。だが目が笑っていない。本気だ。
タイキの体は既に限界近くまで追い込まれている。何時間も焦らされた体は熱くて、震えが止まらなくて、頭がぼんやりしている。
なのに——自分で腰を振って百回。
タイキが黙った。言葉が出ない。
ルイはベッドの上で仰向けのまま、腕を頭の後ろに組んでいる。余裕の表情。チョーカーが首元で光っている。
待っている。
タイキは震える手で、恐る恐るルイのベルトに手をかけた。ベルトを外して、制服のズボンのチャックをおろす。
ルイは動かない。腕を組んだまま。見下ろしている。観察するように。
「……へえ」
ルイの下半身が露わになった。既に限界まで硬くなっている。
タイキの手が止まった。目の前にあるそれを見て。
「手、止まってるけど」
ルイの声。平坦。感情が読めない。
「跨ってって言ったよね」
ルイの膝が開いた。スペースを作るように。
「ほら、ご主人様」
ルイが顎でしゃくった。「来い」と。
「自分で入れて、自分で動いて、百回謝ること」
ルイの指がチョーカーの金具を弾いた。かちり。
「全部ご主人様がやるんだよ」
にこっと笑った。天使。悪魔。
「わんちゃんは見てるだけ」
タイキは自分で後孔にあてがうと、ひくりと体が震わした。
『っ……!』
太いそれを恐る恐るゆっくり腰を下ろして飲み込んでいく。
『はぁ……っ、あ……!』
ルイの息が止まった。一瞬。
入ってくる感覚。熱い。きつい。タイキが震えながら腰を落としていく。少しずつ。
かんな
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sora☁️🌺
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「っ——」
ルイの組んでいた腕がほどけた。シーツを掴んでいる。指が白くなるほど。
だが表情は崩さない。唇を噛んで、天井を見上げて。
「ほら、止まってる」
声が掠れている。余裕ぶっているが明らかに効いている。
「根元まで入れて。自分で」
タイキが最後の数センチを落とした。奥まで。体がびくんと跳ねた。
「はい、一回目」
ルイの目がタイキを捉えた。冷たく。甘く。
「言って?」
『…ごめん、なさい…』
震えながら、小さく囁く。
「声ちっさ」
ルイが腰を下から突き上げた。一回だけ。深く。
「もう一回」
タイキの体が跳ねた。声が漏れる。奥で当たっている。
ルイの手がタイキの腰に添えられた。動かさない。固定するように。
「腰振りながら。自分で動きながら言うの」
ルイの手が離れた。だらんとシーツに戻る。
「ほら」
催促。冷たい目で。腰を突き上げもしない。ただ待つ。
タイキが動かなければ何も始まらない。百回のうちのたった一回。先は果てしなく長い。
ゆっくりとタイキが動きだした。
『…っルイ…っごめん、なさい…っ』
「一回」
カウント。淡々と。
タイキが腰を揺らしている。小さく。ぎこちなく。中でルイを感じながら、必死に言葉を紡ぐ。
「全然ダメ。もっとちゃんと動いて」
ルイの手がタイキの腰骨を掴んだ。ぐっと押し込む。奥まで。
「こう」
一回、下から突き上げた。お手本。タイキの体が跳ねる。
「はい、続き」
手が離れる。また丸投げ。タイキが自分でやるしかない。
『ひっ…ごめん、なさい…ぁ…』
「二回目」
カウントするだけ。表情を変えない。
タイキが腰を振った。さっきより少し大きく。ずちゅ、と音がした。
「三回目」
タイキが動く。ぎこちなく。慣れない動きで腰を落とすたびに、声が漏れる。
「……遅い」
ルイが舌打ちした。
「ねえご主人様、それで百回終わると思う?」
『あ…っん…ごめん、 なさい…ごめんなさい…っはぁ…っあ…ごめん、なさい…』
懸命に腰を振りながら何度も謝る。
「四、五、六——」
カウントが飛ぶ。機械的。ルイが目を細めてタイキを見ている。
「ねえ」
ルイの手がタイキの顎を掴んだ。顔を上げさせる。
タイキの目が潤んでいた。限界に近い体が言うことを聞かない。腰が震える。リズムが崩れる。
「もしかしてイきたい?」
ルイの中で、タイキが締め付けている。きゅうきゅうと。無意識に。体が勝手に反応している。
「ダメだよ?」
ルイの腰が微かに動いた。角度を変える。奥の一点を狙って。
「勝手にイったら——」
ぐり、と押した。
「最初からだよね」
『んん…っああ…っルイ…っごめんなさい…っあ、ああ…っ』
ビクビクと痙攣している。限界が近い。
ルイは見逃さなかった。
痙攣。締め付け。声が裏返る。全部、イく直前の合図。
「——はい、ストップ」
ルイの両手がタイキの腰を掴んだ。がっちりと。固定した。動けなくなる。
腰の動きが完全に封じられた。
「ねえ今どこだった?」
ルイが笑っている。
「三十四?三十五?」
タイキの体が震えている。ぶるぶると。止められた。最悪のタイミングで。一番気持ちいいところで。
「あーあ」
ルイが手を離した。すっと。
「イきかけたでしょ今」
沈黙。タイキが唇を噛んでいる。必死に堪えている。
「ルール覚えてる?」
『…ッッは、ぁ…っイってないぃ…』
タイキが首をフルフル振る。
「ほんとに?」
ルイが顔を近づけた。至近距離。タイキの目を覗き込む。
「じゃあ見てみる?」
ルイの指が伸びた。タイキの前に。触れるか触れないか。
「イってたら濡れてるもんね」
タイキの体がびくりと跳ねた。 指先が触れた。
「……あー」
ルイが指を離した。その指先を見た。光ってる。
「嘘つき」
声が冷えた。甘さが消えた。
「最初からだね」
『!…ちが…我慢、した…っルイ…っお願い…っ許して…』
「ふーん… 我慢したんだ?じゃあまぁそういうことにしてあげる。続けて?」
あっさり許した。裏がある。何か。
『ん…っはぁ…っルイっごめんなさい…っごめんなさい…っあ、あ、あ…っ』
「五十。六十。七十。」
タイキの声が壊れかけていた。同じ言葉を繰り返す機械みたいに。
汗がシーツを濡らしている。腰の動きが不規則になる。がくがくと。
「……七十二」
ルイの目も変わっていた。余裕が削れている。タイキが中で締め付けるたびに、ルイの腹筋が引き攣る。
「ご主人様、顔やばいよ」
タイキの顔。涙の跡。涎。半開きの口。焦点の合わない目。壊れかけの人形みたいだった。
「かわいい」
ぽつりと。本音が漏れた。
ビクッビクッと体が震えている。
あと少し刺激が強ければ、簡単に果てるであろう状態。
ルイはそれを見逃さない。
ズンっと突然下から突き上げた。
『?!ーーーッッッ!!!』
びくんっ、びくんっ。
タイキの体が弓なりに反った。白濁がルイの腹に散る。中がぎゅうぎゅうと痙攣している。
静寂。
ルイの目が冷たく光った。
「あーあ」
タイキが肩で息をしている。余韻で体が震えている。頭が白い。何も考えられない。
ルイの手がタイキの髪を掴んだ。顔を上向かせる。涙と涎でぐちゃぐちゃの顔。
にこっと笑った。
「最初からだね」
ルイの腰が動いた。まだ繋がったまま。中でぐりっと回す。
『あ、あぁ…っ』
我慢していた分射精の余韻が止まらない。
この状態で始めたらまたすぐにいってしまう。
「ほら、早くはじめないと終わらないよ?… 数えるのめんどくさくなってきちゃったな」
「…次は自分で数えろよ?」
タイキの頭は真っ白だった。イったばかりの体は敏感すぎて、ルイが中にいるだけでびくびくと痙攣する。
なのに数えろ?
「早く」
ルイの手がタイキの腰を軽く叩いた。ぱん、と。
タイキが震えながら腰を持ち上げた。数センチ。すぐに落ちる。力が入らない。
「おっそ」
ルイが腕を組んでいる。見届ける体勢。
『ぁ…ぁあ…ごめっなさ…』
タイキが声を絞り出す。一回目。また一から。
『…っごめん、なさい…っごめ…なさい…っ』
また何度も謝罪を口にしながら動く。が、痙攣が止まらない。そこをぎゅうぎゅう締め付けてしまう。
「っ——」
ルイの顔が歪んだ。一瞬。すぐに戻す。
タイキが締め付けるたびにルイの指がシーツを掴む。爪が白くなるほど。余裕の仮面にひびが入り始めている。
『あ…ごめんなさい…はぁ…ごめん…なさい…あ…はぁ…』
うわ言のように言いながら腰を動かす。
口は半開きで、目の焦点が合っていない。
ルイはふっと笑った。
起き上がってタイキを後ろに押し倒す。
体位が変わった。タイキが仰向け。ルイが上から覆いかぶさる。
ずぶっと。奥まで。一気に。
「ほら続けて」
ルイが腰を動かし始めた。さっきまでとは違う。容赦がない。ずちゅ、ずちゅ、と卑猥な水音が部屋に響く。
奥の一点を狙い撃ちにしている。何度も。何度も。
ぱん、ぱん、ぱん。
『お…っ?あ、あぁ…っあ…っルイぃ…っ気持ちいいよぉ…っ』
求めていた刺激がやっと訪れて歓喜で体が震える。
「気持ちいい?」
ルイの腰が止まった。ぴたっと。
奥に入れっぱなし。動かない。
「誰が気持ちよくなっていいって言った?」
ルイの目が据わっている。さっきまでの余裕すら消えていた。
「百回謝れって言ったよね」
ルイの手がタイキの喉に添えられた。圧迫しない。ただ、存在を示すように。
「数えてないでしょ」
タイキが口を開く。声が出ない。何回目か。何回目だ。三十?五十?わからない。
「ねえ」
ルイの親指がタイキの唇をなぞった。下唇を引っ張る。
「数も数えられないの?」
腰がぐりっと回った。一回だけ。意地悪く。
『あ、あぁ…っごめん、なさい…っルイぃ…っ
』
泣きながらルイの首に手を回す。ルイの腰に回った足に力が入る。
「……っ」
締め付け。足で引き込まれる。奥まで。ルイの息が詰まった。
「おい、足——」
タイキがルイを引き寄せている。無意識に。本能で。もっと奥。もっと深く。
ルイの額に汗が浮いた。
「……誘ってんの?」
タイキは聞いていない。泣きながら首にしがみついているだけ。数なんてもうどこかへ消えた。
ルイの中で何かが切れた。
「あー… もういいわ」
ルイの手がタイキの両足を掴んだ。大きく開かせる。肩に担ぎ上げた。
角度が変わった。最奥に届く角度。
「数えなくていいよ」
優しい声だった。
「壊れるまでやる」
『あ…っ?あ、あ、あ、ああっ』
激しく突かれて喘ぎ声が大きくなる。
ぱんぱんぱんぱん。
ベッドが悲鳴を上げている。ギシ、ギシ、と軋む音。それを掻き消す水音。肌がぶつかる音。
ルイの腰が別物になっていた。さっきまでの焦らしも計算もない。ただ、叩きつけている。
「っは——なにこれ、締めすぎ」
ぐちゅぐちゅと音が止まらない。タイキの体が跳ねる。突かれるたびに。
同じ場所を繰り返し何度も突く。容赦なく。
『はぁんっルイッルイッあ、またイっちゃうッ…あ、あぁっ!』
「イけば?」
許可。初めて。
ルイの腰が加速した。同じ場所を。叩くように。何度も。何度も。
「イけよ」
命令だった。甘い。低い。耳に注がれる。
ルイの手がタイキの前に伸びた。握る。腰の動きに合わせて扱く。
前と後ろ。同時。
「ほら」
ぐちゅ、ぐちゅ、ぱん、ぱん。音が重なる。タイキの体が弓なりに反る。限界が近い。もう止められない。
ルイの親指が先端を撫でた。くりっと。
「イけって」
『あっあっあっあああッッ!!!』
びくんっ。
タイキの体が跳ねた。大きく。ルイの手の中で、白濁が噴き出す。一回。二回。三回。ルイの腹を汚した。
中が痙攣している。ぎゅうぎゅうとルイを締め上げる。
「っ——ぁ」
ルイの動きが止まった。一瞬。締め付けに耐えるように奥歯を噛んだ。
——止まらなかった。
ルイの腰が動き続けている。イった直後の中を。容赦なく。
「まだ終わんないよ」
タイキが声にならない声を上げた。イった直後。敏感すぎる。全部が。触れるだけで電流が走る。
なのにルイは止まらない。
「 何回イったら壊れる?」
ルイが笑った。汗が落ちる。もう余裕なんてどこにもない。獣の目だった。
「試してあげる」
『ひやあっああっダメェっあっあっあっああっっ』
三回目。
ルイの手が止まらない。腰も止まらない。イったばかりの体を許さない。
「ダメ?なにが?」
ルイの腰が角度を変えた。さっき見つけた場所。正確に。
「ここでしょ」
ずんっ。
タイキの目が見開かれた。声が裏返った。
ルイの手がタイキの顎を掴む。顔をこっちに向けさせる。
「顔見せて」
ぐちゃぐちゃの顔。涙。涎。白目になりかけている。
ルイの瞳が揺れた。一瞬。頬が赤くなった。
「……やば」
小声。本音が漏れた。
ルイの腰が更に加速した。理性が溶けている。
『あっあっあっあんっやぁっあぁ』
とめどない喘ぎ声が漏れる。
ルイのをぎゅうぎゅう締め付けて搾り取ろうとしている。
もう何度達したかわからない。
ずっと高みにいるような、浮遊感と快楽の波に溺れる。
『あ゛〜〜〜〜〜っ……あ゛っあ゛っ』
口は半開きで、目は焦点が合っていない。
ルイも限界が近かった。
中がずっと痙攣している。
イってもイっても止まらない体。
締めて、緩んで、また締める。 波のように。
「はっ——やば」
ルイの腰が乱れた。リズムが保てない。気持ちよすぎて。
ぱん、ぱん、ぱん。速くなる。浅く、深く、不規則に。もう計算なんてない。
「タイキ」
名前を呼んだ。切羽詰まった声。
ルイがタイキを抱き寄せた。密着する。肌と肌。汗が混ざる。
ルイの腰が最後の加速をした。
「っ——」
ルイの体が強張った。全身が震える。奥に押し込んだまま——
「……っ!」
びゅる、びゅる、と。中で脈打っている。熱い。奥を満たしていく。
やっと引いた快感の波。タイキはベッドに倒れ込んだ。
ルイは抜かなかった。そのまま。繋がったまま。
ルイの体がまだ震えている。余韻。中で脈打つそれが、少しずつ収まっていく。
……
タイキは落ちている。完全に。呼吸だけが規則的に聞こえる。意識が飛んでいた。
ルイがタイキの顔を見下ろした。
涙の跡。乾いた涎。半開きの唇。ぐちゃぐちゃ。ぼろぼろ。壊したのはルイ自身。
「……かわいい」
小声。誰にも聞かれていない。
ルイの指がタイキの頬に触れた。涙の跡をなぞる。優しく。さっきまでの暴力が嘘みたいに。
ルイがそっと抜いた。中から白いものが溢れた。シーツを汚す。
ルイがベッドから降りて、タオルを取ってきた。温かい。濡らしてある。
丁寧に。タイキの体を拭き始めた。腹を。太ももを。その間を。
「百回、達成してないけど」
ルイがふっと笑った。
「まあいいよ。今日は」
コメント
3件
ああああああああ…!!!神です…!!!!!!!😭💕💕💕
もう最っ高です‼️‼️‼️‼️続きも楽しみです!!!ㅠㅠ ルイのドS感がやばすぎて!!!!!
第5話、読み終えたわ……もうね、最初から最後まで息をするの忘れてた。 タイトルからして「あっ…」って思ったけど、予想の斜め上を行く支配と服従の応酬で脳が溶けた。 特に「数えなくていいよ。壊れるまでやる」の切り替わり、あそこヤバかった。 ルイの冷たい笑顔の裏にある執着と、最後の「かわいい」の小声まで全部ひっくるめて、キャラの関係性ががっつり深掘りされてて震えた。 続き待ってる🔥