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ミリス
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脳てゃ
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第14話「少しずつ近づく約束」
数時間後。
陽葵「同じ県って分かると、なんか不思議な感じするね笑」
塁「俺も。今まで遠くにいると思ってた」
画面を見ながら、陽葵は小さく笑った。
SNSで偶然出会った二人。
好きな映画が同じだったことから始まって、
毎日DMをして、電話をするようになった。
そして今――。
まさか同じ星見県に住んでいるなんて。
塁「陽葵って、星見県のどの辺?」
陽葵「夜空市の近くだよ〜!」
塁「え、俺も夜空市なんだけど笑」
陽葵「え!?また!?😂」
二人で同時に笑った。
同じ県どころか、同じ市。
そう思うと、今までよりずっと近くに感じる。
陽葵「もしかしたら、どこかですれ違ってたりしてね〜笑」
塁「それありそう笑」
今まで気づかなかっただけで、
同じ街のどこかにいたのかもしれない。
そう考えると、不思議で少しだけドキドキした。
塁「じゃあ、ほんとに会える距離なんだな」
陽葵「……そうだね」
その言葉を見た瞬間、陽葵の胸が少しだけ高鳴った。
今までは「いつか会えたらいいね」だった。
でも今は――
本当に会えるかもしれない。
塁「無理にじゃなくていいけど、いつか一緒に映画とか行ってみたい」
陽葵「映画……いいね😊」
塁「陽葵の好きな映画、一緒に観てみたい」
陽葵「じゃあ、私も塁くんのおすすめ観たい!」
塁「決まりだな笑」
まだ日にちも場所も決まっていない。
それでも二人の間には、
小さな約束ができた。
画面越しだった二人の距離は、
いつの間にか少しずつ現実へ近づいていた。
コメント
1件
第14話、読み終わりました〜! 「同じ県どころか、同じ市」って、もう運命感じちゃいますね…!😳 画面越しの距離が、現実のものになっていく瞬間の甘酸っぱさがすごく伝わってきました。まだ日にちも場所も決まってないのに、小さな約束ができたあの感じ、すごくリアルで胸がきゅってなりました💗 二人の会話のテンポも自然で、読んでてこっちまでドキドキしちゃいます。続きが気になります〜!