あれから別日。若井と大森がいつも通り部屋を掃除していると、若井がふと大森に質問した。
「大森くんってさ〜、なんでここに来たの? 」
「何故かと言いますと…? 」
「いや、こんな顔立ちいいんだから別の仕事行かないのかなーって」
もう関係をひらいてきたことだし。と若井はゆるゆると前から思ってたことを口に出した。
その言葉を聞き大森は微笑をし、
「言っときますけど僕前職ホストですでしたよ…?笑」
と、吐いた。それに対して若井は 「え、そーなの」と驚いた。
大森はすらすらと口を進めた。
「入った理由としては、ホストの時枕営業した帰りに若井さん達みたいなスタッフさんが楽しそうに喋ってるのを見て…」
案外簡単な理由だった。
若井は残酷な理由じゃなく安堵した。
「ぁ、てか大森くんあそこやってきてくれん?」
「ベットは俺がやっとくから…」
「あ、はい!」
ちょっとキツイ仕事にも迷いなく元気に返事をした。
若井はそんな大森が大好きだった。
「…」
ずっと仕事してるとこを見ててもなんも気づいてない鈍感な大森を見て若井はずっと頭を悩ませていた。
“アレ”をするかしないかを。
『ここのやつら全員性欲の化け物と思われてるんよ』
と藤澤の発言を思い出し決意をきめた。
「ねー大森くーん!ちょっとこっちきてくれなーい!」
と呼び出すと前と同様元気な返事が聞こえてきた。
そして子犬が走ってくるような仕草で早歩きでこっちにきた。
若井は緊張しながらを頑なに口を開いた。
「…あの、俺のルール聞いて欲しくて…」
「あ、はい!」
また元気な返事をし、メモ帳を取り出したが若井は「いらないよ」と首を横に振った。
「じゃあ、大森くん。ベットに座って」
と、若井は潮ふきや精子ベットに招いた。
大森は若井の隣に座り、「ルールとは何でしょう。」と言おうとした瞬間若井はその汚れたベットに押し倒された。
「ぇ、ゎ、若井さん!?」
「ルール1つしかないからよく聞いて」
大森は冷や汗を垂らしながら、渋々に「はい」と答えた。
若井は顔を大森の耳に近くに持っていき発言をした。
「ルールいち。スタッフ同士でもセックスは可能、笑」
「…、ッ!?/」
“アレ”というのは”セフレ”。
😸😸😸😸
コメント
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えっ、まじですきですっ、!
は、なに!どタイプなんだけど?怒るよ?(は?
おー待って好きすぎるって、最高かよ!!!!