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「…!」
螺旋階段を上ると同時に着いたのは、天井と壁には大量のパイプが配置されている。
服を脱ぎたくなるほど蒸し暑く、パイプで遮られ開けれないドア、や通気口などが所々設置されてある。
壁を試しに触ってみたが、熱がこもっており非常に高温だ、恐らく素材はコンクリートだろう。
そういえば、螺旋階段を上ってここへ来たが後ろにあるはずのlv2駐車場はどうなっているだろうと
後ろを振り返ってみたが、その先もまたパイプが繋がっている空間になっている。
「どういうことなんだ…?」
そして螺旋階段を上る途中はたしかに螺旋階段の先はlv2の空間が続いてるだけだったはずだ。
「瞬間移動でもしてるのか…?」
現実的に考えたらあり得ないのだろうが、もう非現実な出来事は沢山体験してきた。
しかし非現実な事が起こるとしても、急に空間が変わるのかそれとも遠くからは違う風景に見えるのかまたは瞬間移動でもしてるのかなんて、どれが正しくてそもそもこの中に正解があるかなんてわからない。
この空間の呼び方を決めるとしよう、この娯楽も何もない空間でなにかの名前を決めるというのは、十分すぎる遊び、娯楽だった。
「そういえば、あの針金状の黒い生物はなんだったんだ…?」
この空間にはモンスターの様なものでもいるのだろうかと、疑問に思うがその正解は俺にはわからない。
「よし、ここはlv2錆びた廊下としよう」
「そして、あの針金状の生き物は針金とでも呼ぶことにしよう」
そしてそんな事を考えながら歩いていたがパイプが徐々に身を圧迫している様な気がする。
「やっぱりデカくなってるよな、これ…?」
前までは天井の端にしかなかったが、今は天井の全体にパイプが広がっている。
「このままのペースで広がるとまずいか…?」
ダッシュをするか悩むが、もし針金の様な化け物がいた場合逃げきれなくなるかもと体力は温存することにした。
一瞬パイプ越しに人影が見えた様な気がするが、これは気のせいなのか、それとも本当に…?
だが今はここから脱出するのが最優先だ、こんな所に長期滞在はできない。
少し早く歩きながら、出口を探していると今度は物音がなった。
針金の様な化け物の音や機械音ではない、本当に人が居る様な音。
前までの俺なら必死にさがしていただろうが、このlv錆びた廊下は危険すぎる、探している場合ではない。
「さらにパイプが広がっている」
最初に来たときはあくまで、要素の一つにすぎなかったが
今はパイプで少し歩きにくくなるほどパイプが広がっている、これは毎回来たら起こるものかはわからないが、lv名は改名してlv錆びたパイプとしよう。
????「お〇〇、き〇え〇〇か?」
一瞬人の声の様なものが聞こえたが、lv1の時に出会った針金も人の声が聞こえる!と見てみたら、針金がいた。
恐らくその部類だろう、そもそもパイプの音でかき消され何を言っているのかがわからない。
俺はダッシュして、にげることにした。
「はあ…はあ…聞こえなくなったか」
長時間この吸った空気すらも熱く感じるこの空間に長時間滞在している、恐らくこれがすぐに息切れをしている理由だろう。
そういえば、lv0にいたときに全力で壁を殴ってみたらlv1に飛んだ?表現はわからないが、まあとりあえず壁を殴ったらほかの場所に着いたこと自体は事実だ。
同じ動作、近い動作をすればここからも脱出できるだろうか?
「…オラッ!」
壁をおもいっきり殴ってみたが、なにも反応はしない
今度はジャンプを繰り返してみた
なにも起きない。
思いっきり蹴ったらどうだろうか
言葉では表せない音と同時にまた体が貫通した。
「…次の場所か」
【観測】kun
精神82/100
所有物
アーモンド水×1
古いノートパソコン 残りバッテリー97%
スマホ 残りバッテリー64%