テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
ドクンッ(神童は心臓がある、中央の辺りに
手を添えて…)
神童「……(スッと、目を瞑る)」
──────────
(聞こえるか、マエストロ……)
(俺は…いや、俺たちは…。)
(この革命の一歩になる、この初戦の試合に勝って…)
(革命を最後までこなす覚悟を、喜多に証明するために…。)
神童「今は、お前の力が必要なんだ…。」
『本当ならば応えてあげよう、君の勇気に』
──────────
神童「来い、俺の『化身』!」
神童「『奏者 マエストロ』!!!」
シュルルルルッ…!!(また神童から化身が現れる!)
剣城「(今度は、完成された化身を…!!)」
────────────────────
神童「『ハーモニクス』!!!」
ドォォォォォォンッ!!!!!!(化身技のシュート!!)
三波「ぐああああっ!!」
実況「決まったぁぁぁーーー!!
神童拓人、本日2点目のゴール!」
実況「そしてこれが天河原の絶望を打ち砕く
完璧なる『共鳴(ハーモニー)』だ!!」
安藤「嘘だろ……あんなデタラメな威力、
データにないぞ……!」
西野空「…あはは、これが『本気』って
やつか。敵わないなぁ。」
ピッ,ピーーーーーッ!!
実況「ここで試合終了のホイッスル!
3-0で、雷門中の勝利です!!」
天馬「勝ちました…俺たち、勝ったんだ!!」
信助「やったぁぁぁーーーっ!!」
三国「……フッ、計算通りにはいかないもんだな。」
円堂「(良い風が吹き始めたね、天馬くん…)」
神童「はぁ、はぁ……っ。」
サッ……(疲労で座り込んでしまった神童に、
喜多が手を差しのべる)
喜多「……見事だよ、神童君。」
喜多「僕たちが守ろうとした『秩序』より、
君たちの奏でた『不協和音』の方が…」
喜多「ずっと、美しかった。」
神童「喜多…俺たちは、証明できたか?」
喜多「あぁ、フィフスの重力に逆らってでも
光り続ける星があることをね。」
──────────
聖帝「…不協和音が、旋律に変わったか。」
???「いかがいたしますか、聖帝。」
聖帝「…泳がせておけ。」
聖帝「真のアンサンブルには、まだ
足りない『音』があるはずだ。」
47
らいむ②
1,382
コメント
1件
第10話、めっちゃ熱かった!神童がマエストロを完全に呼び出しての「ハーモニクス」、あの描写痺れるわ…。喜多が「不協和音の方が美しい」って認めるシーンもグッときた。聖帝の意味深な〆も続きが気になりすぎる🔥 次も楽しみにしてる!