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無気力組はアイドルだった第10話「全部、バレた」
体育館。
さっきまで普通に練習していたはずなのに――
「……チョコレート?」
黒尾が聞き返す。
「え、今なんて言った?」
木兎も近づいてくる。
けいは黙ったまま。
けんも何も言わない。
りんが小さくため息をつく。
「……バレちゃったね」
「うん」
かいも諦めたように頷く。
蛍とあきは、まだスマホの画面を見ていた。
そこに映っているのは、間違いなく6人。
ライブ映像。
MV。
インタビュー。
そして――
チョコレート
「これ……全部?」
蛍が聞く。
けいが頷く。
「全部、俺たち」
「マジ?」
黒尾が目を丸くする。
「ちょっと待って!」
木兎がけいの肩を掴む。
「お前ら、あのチョコレート!?」
「……はい」
「ええええ!?」
体育館が一気に騒がしくなる。
「じゃあ、けいって芸名だったの!?」
「そう」
「けんも!?」
「そう」
「りんも!?」
「俺も」
「蛍も!?」
「そうだけど」
「かいも!?」
「うん」
そして最後に――
「あきも!?」
「……俺も」
6人全員が頷く。
「えぇぇぇ!?」
周りの選手たちは完全に混乱していた。
そして俳優活動も
黒尾がスマホを見る。
「じゃあ昨日の映画も……」
けいが答える。
「俺とけん」
「しかも主人公じゃん!」
木兎が驚く。
「昨日見てたのに全然分からなかった!」
「役に入ってたから」
けいが苦笑する。
蛍が口を挟む。
「俺とあきも出てたけどね」
「そうだった!」
あきが笑う。
「俺ら、けいをいじめる役だった」
「言い方」
けいが苦笑する。
「でも撮影中は本気だったじゃん」
「演技だから」
けんが言う。
「俺は味方役」
「めちゃくちゃ自然だったよな」
黒尾が感心する。
けいとけんは顔を見合わせる。
今までずっと隠していた秘密。
それが今日、一気に知られてしまった。
その頃、スタッフから連絡
けいのスマホが鳴る。
「……もしもし」
『けいさん、今日の撮影について――』
体育館が静まる。
全員がけいを見る。
「はい。分かりました」
電話を切る。
木兎が聞く。
「今日も撮影?」
「はい」
「バレーは?」
「ちゃんとやります」
「忙しすぎだろ!」
みんなが笑う。
けんのスマホも鳴る。
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らーゆダヨ🍜
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「俺も今日、少し撮影」
「けんも!?」
「うん」
りんが笑う。
「これから隠す必要なくなったね」
「そうだね」
かいが呟く。
蛍はけいを見る。
「……なんか変な感じ」
「何が?」
「今まで普通に一緒に住んで、普通にバレーしてたのに」
少しだけ笑う。
「まさかアイドルだったとは思わないじゃん」
けいも笑った。
「俺たちも普通に過ごしてたつもりだったけど」
あきが6人を見る。
「じゃあさ」
「ん?」
「今日から堂々とチョコレート名乗れる?」
「……ここではね」
けいが笑う。
「でも学校とかではまだ秘密にしとこう」
「了解」
6人が頷く。
そして――
合宿五日目。
無気力組の正体は、ついにバレー部全員に知られることになった。
ありがとうございます!
めっちゃ下手なんですけどごめんなさい途中から何話とかズレてます!
続き気になる方はいいねお願いします!
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎⇝100ჱ̒⸝⸝> ·̫ <⸝⸝ᐡ💘
コメント
1件
えっ、アイドルだったんだ!? しかも俳優もやってるって、二重どころじゃない隠し事だよね。体育館で一気にバレる瞬間の空気感、すごくリアルで「ああ、ついに来たか」って思わず笑っちゃった。蛍の「まさかアイドルだったとは思わないじゃん」ってセリフ、一番しっくり来たなあ。続きがすごく気になる!