テラーノベル
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トラゾーからの素の誘い文句に俺もぺいんとも保っていた理性を崩されていく。
最初だから優しくしようと思う、そんなこちらの考えを崩された。
「トラゾー、そんな言葉どこで覚えてきたの」
「?、思ったこと…言っただけです、よ…?」
こちらを見上げるトラゾーは首を傾げた。
「あー…」
「いや、でした…?」
不安げに揺れる緑に笑う。
「いいや?めっちゃ嬉しい」
俺がそう言うとパッと嬉しそうに笑った。
「トラゾー、そのまま俺の方見てて」
「はい」
後頭部に手を添えて自分の方に引く。
「んン…ッ!」
「ん」
「ふ、っ…ぁう…!」
ぼやける視界でも分かるくらいトラゾーはぎゅっと目を閉じて、震えていた。
後頭部から両頬に手を添える。
「はっ、ぅ…んん…ぁ!」
ふとぺいんとの方を見ると、俺と目が合ってニヤリと笑った。
がぶり、と音がつきそうな勢いでぺいんとはトラゾーの項を噛んだ。
「ふゃっ⁈」
離れそうになるトラゾーを離さないように深く深くキスをする。
「ん、んん!…っ、はふ…ッ」
「、」
「は、ふ…っ」
口を離すと、だらしなく小さく開いた口からはどちらのものか分からない唾液が垂れていた。
緑の瞳は溶けたように揺れている。
「トラゾー、俺とも」
「んぅ…ッ」
ぺいんとに呼ばれて素直に目を閉じるトラゾー。
心配になるくらい素直だ。
俺ら限定なのだろうけど。
手持ち無沙汰になり、トラゾーの項や首筋、横腹を撫でる。
くすぐったいのか、感じてくれてるのか小さく跳ねる後ろ姿に口角が自然と上がる。
「…クロノアさん、めっちゃ悪い顔になってますよ」
「えぇ?そういうぺいんとだって」
「だって、嬉しくて色々堪んねー」
「はは、それは言えてる」
他の人間に触らせたことは許せないが、俺ら以外ではこうならないということに、かなり優越感と独占欲を感じていた。
勿論、許せないのはその人間だし、殺すことは確定している。
「ひ、っ…⁈」
弱いところを触られたトラゾーは普段では聞いたことのないほどの高い声をあげた。
トラゾー本人もその声に驚いたのか目を丸くして口を塞いだ。
「抑えないで、聞かせてよ。俺、トラゾーの声好きだから」
「うぁ…くろのあさん、だめです…!」
「トラゾーもクロノアさんの声好きだもんな」
「それは初耳だなぁ」
真っ赤に染まる耳に顔を近付ける。
「トラゾー可愛いよ」
「はぅ…ッ」
ビクッと肩が跳ねた。
「軽くイッたか?可愛いなぁトラゾー♡」
「ゃ、だぁ…!」
嫌々するトラゾーは足を閉じようとする。
それを足を掴んで無理矢理ぺいんとは開かせた。
「や、ばかっ!ぺいんとやめろよぉ…!」
「ヤーダ♡」
そして、そのままトラゾーのを口に含んだ。
「ふぁあ⁈」
驚いたトラゾーはぺいんとの頭を掴んで足を閉じた。
「ぁ、や、ぁぁあ…ッ」
力が入っていない震える手で必死にぺいんとを遠ざけようとするが逆効果になってることをトラゾーは知らない。
その必死さが俺らの加虐心を煽ってるなんて露程も思ってないだろう。
「ん、ぁう…くぅ…ん…!」
「んっ」
どうやらイッたらしい。
「ばかばかばか…!」
呂律の回っていないふわふわしたような声で言われても可愛いだけだった。
トラゾーの出したものを手の平に出したぺいんとはそのまま後ろへ手を伸ばす。
「クロノアさん、トラゾーのことちょっと立たせれます?」
「おーけー」
膝立ちにさせて後ろから抱える。
「なに、…なにすんの…?」
「いきなり挿れたら痛いだろ。慣らそうとしてんの」
「挿れ……っ⁈」
「ほら、力抜いてトラゾー」
程よい筋肉のついた胸を触る。
そう言えばそういう筋肉って柔らかいんだっけか。
「ひゃっ、⁈」
痛くないように優しく触る。
「ん、っ、なん、か…変、変です…やだっ、くろのあさん、ぃやです…ッ!」
「女の子みたいだね」
他人にはこうはならないって言ってたから良かったけど。
こんな快楽に弱かったら大変な目にあってただろう。
「ふ、ぁ、うぁ゛⁈」
「ん、1本目はいった」
「ゃ、やだやだ!ぺいんとやだぁ…!」
異物感がすごいのだろう。
首をブンブン横に振ってその違和感から逃げようとしている。
「やだじゃない」
「へんに、なっちゃうからやだぁ…」
ぞくりと背筋がはしる。
いけないスイッチを押されたみたいで、人様には見せられない顔をしてる。
俺もぺいんとも。
「変になれよ」
「俺らしかいないんだから、大丈夫だよ」
「だいじょぶじゃないぃ…っ」
「ほら、2本目」
「ひゃう⁈」
「柔らかくなってる。俺らのこと受け入れようとしてくれてんだな♡」
「嬉しいよ、トラゾー」
耳元で囁く。
と、同時にぺいんとが3本目を挿れた。
「やぁぁあぁ⁈」
どうやらイイトコに当たったらしい。
びくりと身体を跳ねさせてまたイッた。
「ほら、トラゾーの胸もこんな可愛くなってるよ」
「やだ、ゃら…!おれ、おんなのこじゃないれす…!」
「トラゾーはオトコノコだもんね?だから、ちょっとのことは我慢できるでしょ?」
きゅっとそこに爪をたてると女の子のような声を上げた。
「ぁ、あ…らめ、も、それいじょうしたら、おれ…!」
「んー、そろそろいいかな?」
指を抜いたぺいんとが俺を見た。
抜いた時に意図的にイイトコを掠めさせたようでまたも同じように高い声で啼くトラゾーはくたりとベッドに突っ伏した。
「クロノアさん、どうぞ」
「え?ぺいんといいの?」
「先に大きい方挿れた方がトラゾーつらくないでしょ」
「……あー」
「俺はトラゾーのこっちでヨクしてもらいます」
はふはふと息をするトラゾーの口を触った。
「悪い奴」
「クロノアさんだって」
「好きな子のハジメテ奪うの緊張するな」
ズボンの前を寛げる。
その音を聞いたトラゾーが振り向いた。
潤む目を見開いた。
「⁈ま、まっへ…そんなのはいんない、むりです…!」
前に逃げようにもぺいんとがいて行くことができない。
後ろは俺がいるから下がれない。
「ゃ、やです…くろのあさん、ぃや……」
「ちょっとそれはできない相談か、な!」
細くなった腰を掴んで柔らかくなったソコに自身を押し当て一気にナカにはいる。
「ッッ───⁈や゛ぁあ!!」
シーツを掻き抱くようにして声をあげるトラゾーの腰を掴む。
こんなとこにも古傷が。
この傷はこの前のでこんな後ろまで…、なんて思いつつ腰を動かす。
「ひゅう、クロノアさんやるぅ」
「まだ、ちょっとキツい、かな…ッ、でも、気持ちいいや…っ」
「それはトラゾーが頑張りますよ。はい、トラゾー」
顔を上げさせたぺいんとはにっこり笑った。
「あーんして」
揺らされながらも素直に顔を上げて小さく口を開けた。
「へ、ぁ、あー…ん゛⁈」
口の中にぺいんとのをいれられたトラゾーは快楽から逃げようと細めていた目を大きく見開いた。
綺麗な緑からは生理的な涙がボロボロと落ちていく。
「あー、やば。めっちゃ、気持ちいい…ッ」
「ん゛ぅ゛うぁ…ふ、っ!」
苦しいのだろう。
それでもやめてあげるほど俺らは優しくないし、そんな理性なんてとうに捨てている。
ただ、その理性を捨てさせたのはトラゾー自身だ。
「真っ赤になってる、ね」
「ですねっ…、可愛い」
「ホント、こんなの他人がしようとしてたって考えると…」
無意識の苛立ちが出たようでトラゾーの身体が跳ねた。
「あ、トラゾーに怒ってるわけじゃないよ」
「はっ、ふぁ…ゔぁ、んぅう!」
「喋れてねーけど、…気配にも敏感になってんな」
「ふっ、ぅ…んん!」
前後から攻められ、大きく肩を跳ねさせてトラゾーはイッた。
ただ出るものは出てない。
「ハジメテでメスイキしたんかよ。トラゾーはえっちなカラダだな♡」
「はッ…ふ、ぁ…」
息を整えようとするトラゾーの背筋を撫でる。
それだけでもびくびくと跳ねる身体に口角がどんどん上がっていく。
「でも、俺たちまだイッてないからまだまだ付き合ってね♡」
ドロドロに溶けた緑は俺たちを交互に見て、溶けきった顔で笑った。
「♡、はぃ♡」
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