そろそろ皆に会いたいな…
「残念ながら会えますよ。」
「へ!?なんで!?」
「君の師匠に追い返されたんだよ。煽ってきやがって…」
「…」
「どうした?帰りたいならそう思えばいい。すぐ帰れる。(…)」
「…分かったよ、けど帰る前に…君は誰?」
「そんなこと、気づいてるでしょ。…俺は君であり、君は俺でもある。」
「…」
「でも、君と違って外の世界をよく知らない。少ししか見れなかった。見たかったんだ、僕が生きてる世界を。」
「早く帰りなよ。待ってる人がいる。俺と違ってね。そうだ、1つだけ。君の師匠のこと」
僕の意識が遠のく…
「魔法陣分かる?彼それを使ってここに干渉した。俺だから見えた。」
…
「じゃあね!また外にでなくなったら呼ぶから!」
もう呼ばないでほしいな…
「…海斗!」