コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
続き
卒業ライバー🐜
「大天使様…?」
そこで俺の意識は途切れた
「ん…??」
目を開くと目の前には不破湊、その奥に叶さんと葛葉
俺を膝枕してるのが大天使様こと加賀美さん
その周りを心配そうにパタパタ飛ぶのが奏斗と雲雀
『お、起きた!』
ど、どどど、どういう状況だ?
『明那〜大丈夫?』
「か、かなかなー!どういうこと?!」
『あのねーふわっちが使ってた妖力で作った紐あるじゃん?それで明那に妖力送りすぎて耐えきれなくなって明那は気絶しちゃったの!血を見て混乱したふわっちを正常にしたのが加賀美さん。加賀美さんを読んできたのが奏斗と雲雀の2人だよ』
『明那〜ごめん』
悲しそうな顔でこっちを見つめてくる不破湊
「おれ、お前とは仲良くなれない」
『そうですよ不破さん、そもそも明那さんは昔の記憶が無いんですから』
『血見ると明那死んだ時のこと思い出してな、俺が傍に居ないとってなって冷静になれんかった…ごめんな』
反省してるようだけど…
あ!村!
「ねぇ!葛葉!村の人は?!」
『あー全員無事だよ、ただ…』
「ただ?」
『俺ら神々の存在を知ってしまった人がいるんだなー』
葛葉の視線の先には1人の青年がいた
「遊ちゃん!!!!」
『明那さん!!!!』
『あ、知り合い?』
遊ちゃんこと北見遊征は俺の神社でいつもお参りしてくれる常連さん
呪術師らしく多分不破湊の気配感じて来てくれたのかな?
『明那さんがずっと寝たきりで…おれ』
今にも泣きそうな顔で抱きついてくる北見の頭を撫でる
「今起きたじゃん!」
『人間?』
不破湊の目が赤色に光る
『あ』
一瞬で北見の目の前に行き顔をまじまじと見つめる
『明那に近づくなよ人間風情が』
『不破さん』
いくら強い鬼でも流石に我慢の限界だ
「おい不破湊、俺の遊ちゃんに手ぇ出したら許さんぞ」
『不破さんは一旦天界で預かりますね』
「はぁーい」
そう言い残して加賀美さんと奏斗、雲雀は空へ飛んでいった
『じゃあ僕の寺でお茶会の続きしよっか』
「うん!」
『実は明那は人間に殺されてるんだよねー』
「え?」
『村の混乱に乗じてふわっちのお気に入りの猫を殺す為に来た人間に殺られてるからふわっちは人間が嫌いなんだよねー』
俺人間に殺されてるんだ…
『あ、そうそう!ふわっちから伝言預かってるんスわ』
葛葉が口を開く
「どんな?」
『『まゆゆに会えたらまた揃うね』だって』
ズキッ
「ま、ゆ…」
『明那?大丈夫?』
誰だ?思い出せない、でも忘れちゃいけない、俺の
<明那、そこ転ぶよ>
あとがき
『もー毎回お茶会じゃまされるよ』
『ふわっち天界で絞られてるんかな?』
ロクフリのイベント行く気無かったけど明那がいると聞いて急激に行きたくなった
ちなみに受験真っ最中
続く…?