コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
少女は目を輝かせていたが、ふと我に返ったのか。少し脅えて
「能力……者……???」
ときの抜けた声で言う。まるで能力者にトラウマでもあるのか……
僕は、少女には生きて欲しいと思い。僕は、気づかれないよう転送スキルを組む。少女には、どこか……ポテンシャルの高さを感じた……
「んーまぁそうかな?」
なんて誤魔化すように話を繋げる。少女は下を向いて少し悲しそうにしている。突然上を向いたかと思えば。微笑みながら目に光もない顔で、僕の顔を見ていたが今にもないてしまいそうな顔で
「いいよね、能力者は……」
と目尻に今にも溢れ出すギリギリの涙を浮かべていた。
僕は少女のポテンシャルを見た。少女のポテンシャルを見た瞬間僕は顔に出そうになるほど嬉しくなった。
そう少女は、僕が探し続けていた「桜華」……そう、季節巫女系統の能力者の1人だった。
僕はいてもたってもいられず、少女の手を牢屋越しに握り。僕は嬉しさが押えきれず、目を輝かせ
「そんなあなたに朗報!!!」
と力いっぱい声を張り切った。少女は今度こそバレると思ったのか、シー!と手を口元に持っていった。しかし、少し興味を持ったのか。目を輝かせていた。
でも、実は僕の能力で少女にしか声が聞こえていないのだ。
続く……