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3 - 刑事の死二人の恋の行方

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2024年11月17日

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二人は受付嬢に事情を言う。

「ビデオを受け取った刑事さんに会いたいのですが。」

「少々お待ち下さい。」

受付嬢が電話を持ちながら青ざめた表情をした。

「どうなされたんですか?」

「ビデオを受け取った刑事が亡くなりました…。」孝之はその場で固まり崩れ落ちた。

「お守りを他の刑事さんに渡して下さい。」愛美は受付嬢に渡し孝之を引っ張って署を出た。

「大丈夫?」

「ありがとうちょっと動転してる。」孝之は震えた声で言った。

「私ジュース買ってくる。」

「待って行かないで。」愛美の腕を掴んだ。

「すぐ戻ってくるから。」

「良いから側に居てくれ。」孝之は叫んだ。

「わかった孝之。」愛美は思わず下の名前で呼んだ。

「お、おい照れるだろ…。」

「ごめんつい。」愛美は笑いながら言った。

「あ、愛美って呼んでも良い?」

「良いよ。」孝之は愛美の肩に手を置いて唇を寄せた。

愛美はドギマギしながら受け止めた。

「孝之もう震え止まった?」

「うん止まった。」二人は別れて家路に着いた。

翌朝孝之から電話がかかってきた。

「愛美渚大分良くなったよ。」

「安心したわ。」愛美は安堵した。

「しばらく犯人探しはやめよう。」

「今度気分転換にデート行こ。」愛美は少し照れながら提案した。

「良いよ。」

「じゃぁ今週の日曜日に行こ。」日曜日になり愛美はハチ公前で待った。

「ごめんお待たせ。」

「ううん行こ。」二人は竹下通りに行った。

「愛美どうした?」

「あの人映像に映っていた…。」愛美はフラッと倒れた。

「大丈夫か?」

「ごめんありがとう。」とか弱い声で言った。

「さっきの人映像に映っていた人だったんだな。」

「うん孝之せっかくのデートなのにごめんね。」愛美は孝之に謝った。

「良いよ心配だし。」孝之は愛美を家まで送った。

「ありがとうまた連絡する。」愛美はキスをした。

「おう何かあったら電話して来いよ。」孝之は真剣な表現で言った。

「じゃぁね。」愛美は手を振ってドアを閉めた。


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