テラーノベル
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俺が連れてきたかったのはイタリアン専門店だ。自分がピザ好きなのでついついイタリアンはチョイスしがちだ。
俺の好みとはいえ、眼の前の白瀬さんはすごく笑顔だ。にっこにこの太陽のような笑顔に俺は胸を打たれてしまう。…何回目だろうか。
mf「dnqさん、美味しいですか?」
そう問うと、
dn「はいっ、いいお店につれてきてくれてありがとうございます、mfくん…!//」
mf「どういたしまして、俺もピザが好きなので喜んでもらえて何よりです」
dn「っそうなんですね!俺も一緒だ…!嬉しいです」
mf「一緒、嬉しいですね
笑顔のdnqさん可愛い」
dn「へっ…/」
“可愛い”その言葉だけで顔がいちごのように真っ赤になる白瀬さん。こういう純粋で素直で表情に出やすい天然なところが凄く凄く愛らしい。
可愛くって無性に手が出したくなった俺。店内だが白瀬さんの獣耳をやんわり握ると、くすぐったそうに身を捩らせた。
dn「んっ…//だっ、だめですっ…お店っ‥//」
だめと言われてもなお続ける俺。力が抜けて抵抗できないのか口を必死に抑えて声が漏れないようにしている。
dn「ん”っ…//」
ドクッ
ほのかに甘い香りが俺の鼻を掠めた。誘ってくるような甘くて温かい、けれどむせ返るようなその香り。
mf「っ、dnqさっ…」
dn「mfくっ…//」
mf「っ、ちょっとまってくださっ、薬出すんで…」
カバンを漁ってみるが薬が見当たらない。…俺忘れてきたか?
このままじゃ持たないのに。
dn「?mfくっ…」
mf「すみません、忘れてきたようで…
店出ましょうか。俺おぶるんで、」
dn「あっ、ありぁとっ…/」
できるだけ白瀬さんの香りを吸い込まないよう気をつけながら、店の支払いをすぐに済ませ、一度駅街を出ることにした。
…近場、一番近くて1キロ。頑張れば間に合うな。
そう思い白瀬さんが落ちないように支えながら俺は走り出した。
NEXT♡800
ランキング4位?見間違えですかねっ…☆
いつもコメント沢山ありがとうございます(泣)
コメント
4件
めっちゃよかったです‼続きが楽しみです‼
いやぁ最高ですね!!