テラーノベル
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『頂星中1-Aのオーバーライド!』
【第1章:バズの予兆とアカウント開設】
「おいみんな! 俺たちの日常、ネットに投稿したら絶対バズると思わねぇ?」
昼休み、大神蹴介がスマホを掲げて叫んだ。親友の如月秀が「それな! 俺らの面白さを世界に知らしめる時が来た!」とすぐさま乗っかる。
「勝手にしろ。俺は映る気ねぇからな」と如縣遼太がぶっきらぼうに顔を背け、千導渉も「時間の無駄だ」と冷たく言い放つ。しかし、お調子者の氷狼瑠偉はすでにカメラの前でピースしていた。
そこへ、クール系男子の神代悠馬が真顔で歩み寄る。
「……やるからには、世界トレンド1位(トップ)を『オーバーライド(上書き)』するぞ」
こうして、6人の公式チャンネルが爆誕した。
【第2章:混沌のミリオン再生】
投稿された動画は、まさにカオスの一言だった。
蹴介と秀の全力一発ギャグ、瑠偉の全力の踊ってみた、そして動画の端で真顔のままシュールな動きを繰り返す悠馬。
「……おい、なんで俺と渉が飯食ってるだけの隠し撮り動画が一番伸びてんだよ!?」
スマホの通知を睨みつけながら遼太がキレる。
「お前らの『ぶっきらぼうだけど仲良し尊い』ってコメントで溢れてるぞ」
渉が呆れながら画面を見せる。
蹴介たちの狙い通り、チャンネルは瞬く間に大バズり。再生数はミリオンを達成し、ネット上は彼らの話題で埋め尽くされた。しかし、ネットの海は甘くはなかった。
【第3章:アンチ襲来とメンタル崩壊?】
バズの裏側で、突如として大量の「批判コメント(アンチ)」が押し寄せる。悪意あるアカウントによって動画が炎上気味になり、SNSのタイムラインがネガティブな言葉で上書きされ始めた。
「うわ、なんかボロクソに書かれてるじゃん……」
さすがのお調子者・瑠偉も、これにはシュンと肩を落とす。いつも明るい秀もスマホを見つめて黙り込んでしまった。
教室に重苦しい空気が流れる。
「おい、お前ららしくねぇな」
遼太がぶっきらぼうに呟いた。
「たかが画面の向こうの文字だろ。俺たちの楽しさは、誰にも上書きさせない」
渉が静かに、しかし力強く後に続く。ぶっきらぼうな二人の「仲間想い」な言葉が、沈んでいた4人の心に火をつけた。
【第4章:世界を僕らでオーバーライド!】
「……よし! アンチも雑音も、全部俺たちの笑いでオーバーライドしてやるぜ!」
蹴介が立ち上がり、いつもの大笑いで暗雲を吹き飛ばした。
メンバーがピンチの時こそ、瑠偉の脳はフル回転する。「だったら、アンチがぐうの音も出ないくらいの神動画、作ってやろうじゃん!」と目が鋭く変わり、天才的な企画と編集の才能をここで完全覚醒させた。
新しく投稿されたのは、アンチコメントをすべて「ギャグのネタ」として昇華し、悠馬がキレキレのポーカーフェイスでツッコミを入れる伝説の動画。
ネットの悪意を、圧倒的な「笑い」と「絆」で上書き(オーバーライド)した瞬間だった。
翌朝、教室のスマホには「神回」「天才の所業」という絶賛のコメントが溢れかえっていた。
「へへん、見たか!」と鼻高々の瑠偉。
「まぁ、俺たちの絆にかかればこんなもんだろ!」と胸を張る秀と蹴介。
「次はお前らのダンス動画で世界を上書きするぞ」と真顔でボケる悠馬に、「絶対に嫌だ!」と遼太と渉のぶっきらぼうなハモりが、今日も教室に響き渡るのだった。
(完)
コメント
1件
おお〜っ、第2話読んだよ!!✨ もうね、6人のキャラがめっちゃ立ってて読みやすいし、青春の熱さが画面越しに伝わってきた…!! 特に、沈みかけた空気を渉と遼太が「たかが画面の向こうの文字だろ」ってぶっきらぼうにフォローするところ、じんわり来た…🥺💕 アンチを笑いで書き換える展開も「そう来たか!」って感じで最高だったよ! つい次も読みたくなっちゃう〜!!😭🌸
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