テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
🐥
44
【登場国】
エイト…限りなく旧国に近い現国。アメリカ三兄弟の長男
海…旧国。日帝三兄弟の長男。
ウク…現国。ソ連構成国三兄妹の次男。
エイト + 海 × ウク
〔ウク視点〕
「なあ海、ヤりたい。」
「…初めて会った時からそうだったけど結構ドストレートに言うよね、エイトって。」
「あ?そりゃはっきり言わなきゃ伝わらねえじゃん。」
「そうだけど、、」
「んで海、どうだ?」
「悪いが今は受けになる気分じゃない。」
「えーー。んじゃあ攻めなら出来るってこと?」
「?あぁ、そういうことだ。」
「なるほど。」
「エイトは受けになるの嫌なんだろ?」
「おう、てことだからウク、お前は?」
「…へっ??」
「エイト、毎回ウクに無理をさせようとするんじゃない。」
「ま…また二対一なの?」
「そーゆーこと。」
「うーん…。」
正直、二人とする2対1のえっちは結構好き。エイトは頑なに攻めを譲らないから、だいたい僕と海が受け攻め入れ替わっってすることが多い。
二人に求められるのは嬉しいし、何より幸せ。
…だけど、それを言えば変態だと思われそうで嫌だ。
「ウク、嫌なら断ってくれ。無理をする必要はない。」
「ま、俺はどっちでもいいぜ?」
「ひ…さしぶりだし、いいよ。」
「無理をしていないか?」
「ううん、してない。大丈夫だよ。」
「それならいいのだが、、。」
「ま、しんどくなりゃすぐ言いな。OK?」
「うん。わかった。」
口調はぶっきらぼうでも、エイトは割と気を使ってくれる。
見た目と口調に反して優しい奴だ。
えっちをする時は毎回エイトの部屋だ。
ベッドに床、壁まで汚してしまうことが多いから大丈夫なのか聞いたことがある。
『別に気にしないし、好きな奴らの匂いつくとか最高じゃん?』と言われた。
…シンプルに『好きな奴「ら」』だったのが嬉しかったり恥ずかしかったりでその場は曖昧にごまかした。
「ウクー、脱ぐのと脱がされるのどっちがいい?」
「っ…もうっ!わかってるくせに!!」
「エイト?」
「はいはい(笑)」
エイトはよくからかってくる。海がたしなめても気にしない。
まあずっとそういう奴だから今更何とも思わないけど。
…なんてぼーっとしてる間に二人からの愛撫は始まっている。
海は僕の頬に口づけをして、エイトは少しだけ服を捲ってへその横にあるほくろにキスを落とす。
それだけで甘さを覚えてしまったこの体は熱を帯び始める。
最初は怖がる僕の緊張を解くためかと思ってたけど実際は違った。毎回同じ動作でえっちを始めることによって体が勝手に記憶し、初めの軽い愛撫だけで反応するようになる。
だから、体が反応するようになったら焦らす時間を延ばして僕の反応を楽しんでいるらしい。
悪趣味だと思う。
頬から首筋に移動して口づけしたり甘噛みしたりしていた海が、僕の目を見て唇をなめた。
背筋にゾクッとしたものが走る。
それが恐怖からなのか興奮からなのか、はたまたエイトに腹をなぞられたからなのか僕にはわからない。
海の唇が僕の唇に重なる。
舌は入ってこない。ただの唾液の交換だけのキス。
…。
それだけじゃ物足りない。
服の上から胸の先端の周りをなぞられているのももどかしい。
どんどん呼吸が乱れてくるのにキスのせいで酸素を取り入れられない。
腕に力を入れて海から離れようと頑張ってはみるが、海は両手で僕の顔を包み込んで離れるのを許してくれない。
口からあふれた唾液が垂れていく。
限界が近づき意識が飛びそうになった瞬間。
「あ””っ…!!?」
海がパッと離れたのと同時にエイトが胸の先端を軽く指で弾いたらしい。
突然の刺激に体が過剰反応する。
「触ってほしかったんだろ?」
エイトにそう聞かれ僕は必死に首を横に振る。
そんな変態だと思われたくないのと、こういう反応をするとエイトは挑発に乗って触ってくれる。
「そうか」
なのに、…あれ、、?
なんか違う。こんなあっさりした返事を返されたのは初めてで思考が止まる。
そんな僕の手の甲に海が口づけをした。そしてそのまま指を絡ませる。
「ウク、…舌、入れてほし?」
海が少し首をかしげ、上目遣いでそう聞いてくる。
一瞬危うく頷きそうになったけど慌てて首を横に振った。
やっぱり、求めなんてしたら変態だと思われそうだし…。なにより嫌われたらと思うととても怖い。
海は、無言のまま唇を重ねた。
今日はなんだか二人の様子がおかしい気がする。
あれから全然時間は経ってない。
ただ僕の体が限界を迎えそうなのは確かだ。
二人とも、触ってくれないし入れてくれない。
もう何回も言ってしまおうかと考えた。けど堪えた…。
でも、もう…
突然、海が口づけをやめエイトもまさぐっていた手を止めた。
「…なあ、ウク。しんどくねえか?」
「ぇ…?」
吐息交じりにか細い声が口から洩れる。
「今日はもう…、終わろうか?」
いやだ。そんなの、余計しんどいしメンタル的にも身体的にも物凄くつらい。
どうして二人ともそんなこと言いだすんだろう。
こんなの初めて。
…もしかして
「僕じゃ…、ダメに、なっ、、ちゃったの、かなぁ…、、?」
声が震えた。自分でもびっくりするくらい言葉が詰まって、涙があふれて止まらなくなった。
笑顔を浮かべようとして失敗した。おまけに顔も引きつってしまっている。
歪んだ顔を見られたくなくて下を向いた。
本当はあの時、僕に断ってほしかったんだろうか?
二人とも僕としたくなかったのかな?
もう嫌われちゃってたのかな?
いらなくなっちゃったの?
そういえば、海もエイトも僕には”愛してる”なんて言ってくれたことなかったもんね。
「ご、めん…ね?二人とも、ねえ…。」
二人の顔を見るのが怖い。
顔を上げるのが、怖い。
「僕…なんでもするからさ、、性格だ、って直すよ?」
声の震えも体の震えも、あふれ出る涙も止まらない。
「悪いとこ、だめなとこも全部、、ちゃんと全部直す、から、、」
ごめんなさい
「おねがい、、、きらいになんないで、?ねえいらないなんていわないで、、ぼ、、、く、ちゃんと、するよ?、、きらわないで、ごめんなさいごめんなさいごめんなさい」
「もう、、、、ふたりのあいしてるなんてのぞまないから、、、いらないって、、いって、、おねがい、」
〔海視点〕
昼時、エイトとウクのことについて話をした。
当のウクは仕事に行っている。
「…ということなんだが。」
「んー…確かにな。あいつのことだし俺らがグイグイ行くから仕方なく乗ってるっつうこともありそうだよな。」
「あぁ、それでなんだが、ウクの嫌がったことはせず、求められたときにする、、それからしんどそうなときはやめる、というのはどうだ?」
「まあいいんじゃね?」
「エイトは無理に誘うなよ。いいか?」
「OKOK、了解。」
その方がウクの負担を減らせるんじゃないかと思った。
本気でそう思っていた。
だが、、、目の前で泣きじゃくる彼を見れば、そうではないことが一目瞭然だ。
彼は相手に求められる方が幸せに感じられるのだろう。
俺はとんでもなく大きな過ちを犯してしまった。
そして、愛している相手を深く傷つけてしまった。
…いや、俺は彼に愛していると伝えたことがあっただろうか?
「もう、、、、ふたりのあいしてるなんてのぞまないから、、、いらないって、、いって、、おねがい、」
彼がそう言った。
その言葉に突き動かされた。
〔ウク視点〕
今すぐここから飛び出してしまいたい気持ちでいっぱいだった。
言ってしまった後に『やっぱり嫌だ』という感情が沸き上がってきて、大泣きしてしまっている。
こんなの、だめなのに。嫌われちゃう。
「う、、ウク、、、。」
海が僕を呼んだ。
返事なんてできる状況じゃない。
「すまなかった、、。その、、君のことを傷つけてしまって。」
「も、いやっ、いやきらいっ」
そんなこと思ってない。そんなこと、言いたくない、のに。
「ふた…り、ともっ、だいっきらい」
違う、違う違うそうじゃない。二人とも大好きだよ?
「きらい、きらい、、きらいっ」
なんで、、?やめて、やめてちがう
「…ウク、いいのか。俺本気で海のことおとすぞ?」
「、、、だ、、め。」
エイトが僕のことを抱き寄せたらしい。
……エイトが抱きしめてくれるのはとても久しぶりだと思う。
「海のこと嫌いか?」
「ううん…、すき。」
「んじゃあ俺のことは?(笑)」
「…」
「ははっジョーダンだよ」
僕はエイトの服を強く握りしめ、エイトの胸に顔をうずめた。
「…すき」
そういえばエイトにこう言うのは初めてな気がする。
コメント
2件
ウク?!!?!!かわいいね?!ちょっと泣きじゃくってるのもかわいいしあまっあまになってるしすきって言われた2人の情緒が知りたい。まじですき!!続きが気になって夜も眠れなくなるやつですねこれ。てかウク!!きらいって言っちゃうの可愛い……まじでツンデレなのにヘラってる感がぶっ刺さりました……もうご馳走様です。いややっぱまだ食べます(?)

あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!へぁ、あ…、取り敢えず尊死してきますッ!!!!! ウクくんの負担を減らそうと考えてるのも尊いし!! 泣きじゃくっ…、え…おもいっきり私の癖にクリティカルヒットしたんですが!?!? 泣いてるときの発言が、凄くかわいそ可愛い…好きだぁ…。