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ー帰りー 下校中
俺は文化祭の日から岩崎との関係に悩んでいる。
「よぉー!竹内。」
「なんだ。お前かよ。」
「かよってなんだよ〜。まぁいいや。」
俺は宇佐美先生が好きだった。
文化祭で宇佐美先生は全校の前で公開プロポーズをした。
その時の俺はうまく笑えてたかわからない。
俺は泣くのを我慢することに必死だった。
その後の屋上での「鈴木お疲れ様会」で岩崎が言った「別にいいけど」という言葉が、俺の心にずっと引っかかっている。
どういう気持ちで言ったのか。本気なのか。その場のノリなのか。
岩崎は知らないだろう。お前が言った1言で俺がずっと悩んでいることを。
「どうかしたか。竹内。」
「いや。なんもない。」
「そーか?まだ文化祭のことで悩んだりしてんじゃないか?」
「やめろ。傷をえぐるな。」
「てことは、きっきょく悩んでんのか。」
「宇佐美先生のことを思い出させるな。泣く。」
俺はあの日家に帰ってから泣き疲れるまで自室のベッドで泣いた。
それでも、やっぱり思い出すと泣きそうになる。
「大丈夫か?ぎゅーってするか?」
俺は岩崎を見た。
岩崎の表情は、とても穏やかで柔らかな笑顔を浮かべていた。
やめろ。泣いてしまう。
「今やるな。迂闊に好きになって戻れなくなる。」
「別にいいけど。俺は竹内が戻れなくなっても。」
「?」
「だから、竹内が迂闊に好きになってもいいってこと。」
「?」
「お前も鈴木と同じぐらいのキングオブ鈍感に近いだろ。」
「もー!はっきり言う。その変わり照れたりすんなよ。」
「俺は竹内のことがだいぶ前から好きなんだよ!」
「へ!?」
「このこと、竹内が宇佐美先生のことから立ち直ってから言おうと思ってたけど、そっちが戻れなくなるとか言ったんだからな。」
「ちなみに竹内はどーなんだよ。」
「俺も岩崎のことが好き。」
「岩崎を見てるとドキドキして、距離感に悩んで。」
「今まで、軽いやつだと思われたくなくて自分の気持ちをはっきりさせてなかった。」
「けど、今はっきりした。俺は岩崎が好きだ。」
「竹内、、。よかったよ。勇気だして言って。」
「うん。ごめんなまたせて。」
「別にいーよ。じゃあいつものコンビニよるか!」
「今日は何食べるの?」
「う〜〜〜〜ん。竹内一緒に考えてくれ!」
「仕方ないな。」
ほんと俺は岩崎につくづく救われてるな。
俺には岩崎がいないと無理だ。
離す気は無いから。
その代わりお前も俺から離れんなよ。
岩崎、大好きだ。
勇気を出して言っただけあって、竹内と付き合えた。
俺は竹内が前々から好きだったから、嬉しい。
一生離す気はないから。
離れんなよ。
竹内、大好き。
コメント
1件
きゃあああああ!!😭💕💕もう最高すぎるよこのお話!!文化祭での失恋シーンから始まる切なさがもう…でも岩崎くんの「別にいいけど」って言葉にずっと悩んでた竹内くんの気持ちが痛いくらい伝わってきて…!ラストの「俺は竹内のことがだいぶ前から好きなんだよ」からの両想い展開、尊すぎて頭抱えたわ…!!!「迂闊に好きになって戻れなくなる」って言ったら「別にいいけど」って返す岩崎くん、強すぎる…推せる…🌸 お互いに離す気ないって言い合ってるのも最高に甘いし、この2人、永遠に幸せでいてくれ…!!続きが読みたいくらい大好きな作品に出会えました、素敵なお話をありがとうございます🥺💚
#芹沢
だいふく
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