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しかし、そんな平和な時間は長くは続かなかった。僕たちの住む街に、王都からの使者がやってきて動物を飼うことを禁止したのだ。なぜそんな命令が下されたのかはわからないけど、僕はレピヤと共に街を出ることにした。といってもあてがないわけでもない。
王国の西、砂漠の中の都テーベで親戚が宝石商をしている。そこを目指してレピヤを連れて旅にでることにした。
幸い、道中は晴天が続きだいぶ歩きやすかった。3日かけて僕たちはテーベへとたどり着いた。
「お客さん、犬はこの店では連れて入れませんよ?」
テーベの玄関口、マーシャル広場にある大衆食堂にレピヤと入ろうとしたら、店のオーナーと思しき人物に注意されてしまった。
犬……犬に見えるよなあどう考えても。さりとて竜とか言ったらたぶん、国外退去か死罪だしなあそれにしてもお腹すいたと考えていたら
「お兄さん、こっちのご飯屋なら開いてるよ。そっちのワンちゃんも連れて入れるし」
客引きの少女に高級そうなホテルの中のレストランに案内された。
#ファンタジー
#溺愛
しめさば