「란, 좀 어때? (ランちゃん、少しいいかな)」
家から少し離れたカフェに俺は立ち寄った。ランちゃんとは、古くからの男友達だ。恋の悩みとか人生相談とか色々乗ってきた仲だ
「또 이반? (またイヴァン?)」
「하하, 대박 (はは、大当たり)」
手で丸を作ると、ランちゃんは乾いた笑いを見せた。どうしたの と優しく問いかけてくる声に俺は、ウトウトとする。優しい声、俺は優しい声が好きだ
「그… (あの…)」
俺はそう声かけた時だった。扉がドンッと開いて、背の高い人がズカズカと入ってきた。イヴァンだった。相当怒っているような表情を浮かべていた、ランちゃんは視線をずらし 自分はなにもしていない という満更でもない顔をしていた
「… 이반? (…イヴァン?)」
「여기서 뭐하고 있었어 (ここで何していたんだ)」
「아무것도… (何も…)」
「즐거운 얼굴을 하고 있었다(嬉しそうな顔をしていた)」
胸ぐらを掴んでイヴァンは言った。なにもしていないってのに、俺は心臓がドクドクとしていた
俺が何かした…? 頭のナカで、過ちを振り返ったがそれらしきモノが見当たらない
ランちゃんは小さくため息をつき、裏で話してきて と俺の耳元で囁いた
「라비스. (ラヴィス。)」
「이반……? (イヴァン……?)」
腕を引いて歩いていた。名前を呼ばれた。あのイヴァンに名前を呼ばれた。その足を止めて、イヴァンの方を向くと壁に体を押さえ付けられた。
「좋아해 라비스. (好きだよ、ラヴィス。)」
「누구야 그 사람은 질투했다. (誰なのあの人は。妬けた。凄く妬けたよ)」
見詰めてくる瞳は押し潰れそうなくらい、強い眼差しだった。好き?イヴァンが俺のこと好き?また、女性に振られたんだろう
「… … 오늘은 어디로 갔어 (……今日はどこに行ったんだ)」
「너무 술에 취해. (酔いすぎだ。)」
「… 내가 말하는 것이 거짓말이라고 생각한다? (…俺の言っていることが嘘だと思ってる?)」
イヴァンは俺を押さえ付け俺に目線をやった。女性はみな、イヴァンのこのような怖い目を見てきたのか。イヴァンはかっこいい。今はその姿はまるで狼のようで、今にも噛みつきそうだった
「이반, (イヴァン、)」
「내 질문에 답해라. (俺の質問に答えろ)」
「…… 거짓말이라고 생각했다, (…嘘だと、思った)」
「……하아, (……はぁ、)」
イヴァンは手を離し俺から距離をとった
またな とイヴァンは俺の顔は見ずに、途方に歩き出した。この状況でイヴァンを逃がすのは嫌だと思って俺は必死にイヴァンの肩を引いた
「잠깐, 이반, (待って、イヴァン、) 」
「…… 헛이 부족하다. (……躾が足りてないな)」
小声でイヴァンが、そう言っているのが耳に入った。とても寒気がした
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