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続きが気になります‼︎
最高。めっちゃ最高!応援する。めっちゃ。
ほのかだよっ!!
つづきですっ!!
流れ星が夜空を駆け抜けたあと、
9人はそれぞれ、楽屋のソファや床に腰を下ろしていた。
しばらく誰も言葉を発さなかったけれど、
沈黙は気まずさではなく、心地よい余韻のように流れていた。
ふと、目黒蓮が口を開いた。
「さっきの手紙……なんか、自分がアイドルになった意味を、教えてもらった気がした。」
「わかる」
渡辺翔太がうなずいた。
「俺たちがやってることって、目には見えないけど、確かに誰かの力になってるんだなって。」
佐久間大介が、珍しく真剣な顔で言った。
「ステージに立ってる時、俺は“楽しい”が一番だった。
でも、それだけじゃなくて、誰かの“希望”にもなってたんだなって思うと……もう、やめられないよね。」
「やめる気なんて、ないでしょ?」
宮舘涼太が微笑んで言うと、全員が自然と笑った。
阿部亮平が時計を見て、そっとつぶやく。
「……もうすぐ午前0時。ドームツアーが終わって、次の一日が始まる。」
「うわ、それ、阿部ちゃんっぽいセリフ!」
深澤辰哉がからかいながらも、どこか優しい目をしていた。
岩本照が、テーブルの上に置いていた手紙をもう一度見つめる。
「次のステージは、空の下。……もっと多くの人に届けられる場所。
ドームも越えて、いつか、世界中に。」
ラウールが目を輝かせる。
「僕、見たいな。世界中の人が僕らの歌で笑ってるとこ。」
向井康二が両手を広げた。
「ええやん、次は世界ツアーや! その夢、絶対叶えような!」
その言葉に、9人全員が手を重ねた。
言葉はいらなかった。ただ、想いだけで充分だった。
誰かの空に、誰かの心に、届くステージを。
それが彼らが選んだ道。
—
外に出ると、夜明け前の空はほんのりと明るくなり始めていた。
照が空を見上げる。
「……あの子が言ってた“空の下で会える日”って、
たぶん、こういうことなのかもしれないな。」
ラウールがうなずく。
「きっと、見てくれてるよね。」
そのとき、一筋の朝焼けが、静かに空を染めていった。
それは、新たな一日のはじまり。
Snow Manの、次なるステージへの幕開けだった。
つづきをつくるのがんばりますっ!!
ばいばい👋