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『…み、蜜璃さん…っ!小芭内さん…っ!』
「あら!どうしたの紗奈ちゃん!」
「紗奈、誰かに何かされたか?」
わたしは藤の家を出ると柱の2人がいそうな所を探した
『とき…ときとうさんと…っ!』
「…!時透が何かしたのかっ」
「無一郎くんと…?」
『ね…寝ちゃって…っ!』
「よし紗奈、よく頑張った。後は 俺が頑張るから」
「人殺しはダメよ伊黒さん?!」
小芭内さんが刀を抜いたので蜜璃さんが慌てて引き止めた
「他には何をされた?!」
『いやっ他には何も…!ない…はず…です…』
「曖昧だな…」
「曖昧ね…」
わたしがそう言ったとき小芭内さんが刀をしまったので少し安心した
「そして…少し気になるんだが…」
「えぇ…私もよ…」
「何で時透/無一郎くんと一緒に寝たんだ/の?」
『そっ…それは…っ!』
図星ながらわたしもあまり記憶がない…
人の前で寝るってあれが初めてだったから…
『た、確か…湯のみ行こうとした時にときとうさんと会って…任務の疲れで眠ちゃったときからあまり記憶がなくて…』
「なるほどな…」
『だ…!だけど…っ!』
『多分何もされてないし…多分わたしがときとうさんの布団で寝ただけだと思いますっ』
「まぁ…時透も柱だからな…」
ふむふむと小芭内さんがそう言った
「…時透の家に直談判しにいこう」
「伊黒さんっ?!」
『小芭内さん…?!』
じ、直談判って…
「このままじゃ紗奈も時透も心配だ」
『それ本当に思ってます…?』
「勿論だ」
なんだか心配になってきた…
「紗奈ちゃんがいいなら私はいいのだけれど…」
『わ、わたしですか…?』
「えぇ!」
ときとうさんにお礼も言いたいし…
『…わたしも行きます』
「…えっ?」
「ほ、本当にいいのか…?」
『ときとうさんにお礼も言いたいですし』
「…分かった」
迷惑かもしれないけど…
ときとうさんの事…わたし、もっと知りたい…!
「それじゃあ早速行きましょうか!」
「あぁ」
『は、はい…!』
…小芭内さんまた刀抜こうとしてるな…