テラーノベル
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翌日、私が登校してくると、まだ教室にはチーノ君しかいなかった。
「あ、○○さん!おはようございます!」
と、朝から元気に挨拶してくれて泣きそうになってしまった。するとチーノ君は慌てたような様子で近寄って、え、大丈夫?、と動揺しながら聞いてくるので、違うの、チーノ君のせいじゃないよ。と答えた。
「いや、ただ、挨拶返されたことなかったから感動しちゃって…」
「え、返されたことないんですか?」
「見ての通り陰キャだから…」
「○○さん可愛いから友達多そうだなって思ったんだけど…」
予想外の返しに頭が真っ白になる。顔が熱くて、朝の外気で冷たくなったひんやりした手を頬に当てる。
「や、全然可愛くないよ…?ニキビとかあるもん…ほくろもあるし…」
「全然見当たらへんけどなぁ…」
「あるのっ!」
と、私が少し食いぎみに答えると、チーノ君が、かわええなぁとお世辞をこぼす。
「ち、チーノ君だってイケメンじゃん!絶対モテるでしょ!」
これは本心。てか、ここのクラスの男子イケメン多い。トントン君とか、シャオロン君とかイケメンだし、らっだぁ先生も性格はあんなだけど顔はイケメンだし!()
「俺はあんまモテへんよ?どっちかって言うと鬱兄とかの方がモテる」
「あの人は自分から口説いてるからでしょ()」
「○○さん鋭いですねw」
事実だったのか、と思う。なんなら私も口説かれてた…ナンパ体験したのはじめてかも…
「たまに通報されてますよw」
「えぇ!?」
「なーに二人して喋ってんねん!」
気づいたら真後ろにシャオロン君と、トントン君がいた。夢中で喋っていたようで、全く足音に気が付かなかった。チーノ君が反応してシャオロン君をいとも簡単に煽り始める。
「速く来たので二人で喋ってました!シャオロンさんいつもより遅いですねw」
「なんや、チーノだって普段俺らより遅いくせに。」
「まぁまぁ、シャオロンも喋りたかったなら速く来ればよかったやん。チーノも、今日みたいに速く来ること!」
と、しっかり者のトントン君がその場をしめてそれぞれの机に向かった。横目でトントン君を見ながら教科書とかを閉まっていたら、次々とまだ見慣れない顔の人達が教室に入って来て、それぞれ挨拶を交わしていた。
「とりあえず、今日は皆に自己紹介してもらうね~」
とらっだぁ先生が開口一番に話した。恐らく転校生の私の為だろうな、と解釈して何を言おうか頭を働かせた。とりあえず、名前とどこから引っ越してきたか、それと好きなものとかかな…?その後に半年間よろしく~みたいな感じかな、と軽くまとめた。廊下側の人から順番に自己紹介していくようなので、他の人がどういう感じで自己紹介してるのかよく聞かなきゃ、と自己紹介で失態を晒さないように自らの保身に集中した。
「ロボロです!好きなことは筋トレです!飼ってるペットはハムスターでーす!よろしくな~」
「ショッピっす」
「えー?ショッピ君それだけぇ~?」
「めんどくさいので。」
「も~…はい、次!」
「田中でーす!好きなものは~______!」
「高山晶人。よろしく。」
「チーノです!鬱軍団所属です~!よろしくお願いします!」
「シャオロンでーす!みんなよろしくな~!」
「ゾムでーす!好きなものは爆弾だぜ!」
「物騒だなw」
「なんか文句あんのからっだぁ~⁉」
「ある。」
「おぉい!www」
「鬱でーす!好きなものは■■■■です(ミセラレナイヨ!)」
「おいやめろw」
「女子がいるんだぞ、やめろ~?」
「うるさいぞ猿山ヘイヘイヘイヘイ!」
「鬱くーん?(^^)」
「スミマセン」
「トントンやで。好きな食べ物は豚肉です。」
「共食いやんwwwww」
「誰が豚じゃボケェ!」
と、トントン君が自己紹介したところで私の番に回ってきた。終始緊張しながら話したが、多分上手く話せた…と思う。それでいつの間にか一時限目は終了した。
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どうも。主です!一話での沢山のコメントありがとうございます!
今日、これの続きを書こうとしたら、なんと一話を見てくれている人の数が60人を越えていました!ありがとうございます!
皆様には本当に感謝しかないです…!
それと、宣伝をしてくださった雷様とすめり様!ありがとうございます!
ではまた~
コメント
13件
お疲れ様です~ 初コメ失礼します‼ すめりちゃんとライの宣/伝から来ました~ やはり、神作ですね‼さらに、フォロー失礼します‼()次回も楽しみにしてますね‼頑張ってください~
☆☆☆されてんの草() またいつでも宣伝するぜ😎