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………ふーん。なるほど組織は私たちが尻尾を出すのを待ってるのね。なら、このまま雲隠れし続けるか、もしくは逆に組織に飛び込むか…どっちの方がいいかしら。一生追い続けられるか、死ぬかもしれないけど、組織を終わらすか。

「ルリぃ〜ひま〜」

「あのね、私たち今狙われてんだからね?迂闊に外に出られないわ。ごめんけど我慢して?」

「え〜でも、クリスマスプレゼント交換しよって言ったじゃ〜ん。僕まだ、プレゼント買えてないよ?外出ないとプレゼント買えないし、プレゼント交換できないよ〜」

「…まぁ、それは私もだけど。」

「だからさ!気晴らしに外出ない?今なら昼間だし、組織もそんなに表立って動けないよ!変装していけば大丈夫!」

「うーん…でもねぇ…」

「はい!決まり!じゃあさっそく着替えてレッツゴー!!」

「ちょっと!ルイ!?」

あ、相変わらず強引な子ね…



「と〜ちゃ〜く!」

「はぁ、結局出てしまった…」

「だいじょぶ!いざとなったら僕がルリを守るから!」

「そう…ありがと。でも、ルイ?単独行動は危ないから、2人で行動するのよ?」

「うん?わかってるよ?それの何が問題なの?」

「…。…あのね?ルイ?あなたさっき私になんて言ったけ?」

「うん?外に出ないとプレゼント交換できないよって言ったよ?」

「…プレゼント交換って相手がプレゼントの中身知ってたら意味なくない?」

「へ?」

「単独行動は危ないし、2人で行動になるのよ?どうやってプレゼント選ぶの?」

「あ、考えてなかった。てへ♡」

「…」

「そんなジト目でみないでよ〜うーん。じゃあお互いに目隠しするとか!買ってる間!」

「お店一緒に入るからある程度予想はつきそうだけど…」

「うん!もういいや!それで!よし!じゃあ僕から選ぼう!」

「へ?ちょっと!ルイ〜!!」

この時がずっと続いて欲しかった。でも、神様は残酷ですぐに時間を奪っていってしまった。

クリスマスプレゼント

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