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夜が始まる時、ハンクは私の部屋に来た。カイランが来たことを聞いたのね、湯も入らず来たようだわ。ソーマがハンクの着替えまで持ってきているなら、湯を共に入るつもりかしら。ソーマはハンクの夜着を棚の上に置き寝室から出ていった。
「一緒に入ります?」
ああ、と答えてソファに座り私に手を伸ばしている。私はハンクの望み通り膝に座り体を預ける。ハンクは私を抱き締め頭に顎を置いている。
「素敵な四阿をありがとうございます。花園の中を歩けるように歩道も作ってくださったのね。庭師が勢揃いで作ってくれて、とても綺麗です。気に入りましたわ」
疲れたら休めるように、同じ所を往き来しないで飽きないように工夫してくれてる。今度庭師達に菓子でも渡さなくては、大変だったはずよ。
「湯は?」
「入れます。アンナリアとライナが来てくれたから助かります」
ジュノの負担が減ってよかった。ダントルの替わりがいないのが困るのよね。休みをあげられないもの。安定期に入ったらハンクに聞いてみようかしら。
ハンクは私を抱いたまま立ち上がり浴室へ向かう。太い指で背中の留め具を外していく。初めは苦戦していたが、この頃共にいることが増え、馴れたようだ。外し終わると服が落ちシュミーズ姿になる。私は振り返りハンクの釦を外して脱がしていく。腰紐も外しトラウザーズも脱がしていく。見慣れた陰茎が少し兆しているのに気づき、恥ずかしくなるけど、それを無視してシュミーズを脱ぎハンクの手を引いて湯に浸かる。二人では狭いがハンクの膝に乗ってしまうので窮屈ではない。桶を使い肩から湯をかけ温めてくれる。髪を掴まれ引っ張るから顔は上を向く。桶で湯を掬い髪を濡らしていく、この作業も上手になった。なかなか面倒な仕事なのでジュノを呼ぶと言っても聞き入れなかった。ハンクがしたいならば好きにさせようと放っている。石鹸を泡立て私の髪を洗い始める。
「ライアンから許可が下りた」
いきなり話し出したから何の話か理解に遅れるが尻に当たる陰茎が硬くなっているとわかり、中に入れる許可のことだと気づく。私は泡が目に入らないよう顔を上げていて頷けないから、はいと答える。この一月は互いを高ぶらせるだけで中には入れていない。ハンクは私の足の間に陰茎を差し込み動かし、限界が近づくと私の口に与えていた。私は秘所の近くにある突起を苛められ、前より敏感になってしまった。子に乳をあげるのならばと散々胸を揉み、出がよくなるからと頂も可愛がられ、更に色を濃くしていった。
「子種は中には出せない」
腹の子によくないのかしら。
「いつものように口にくださいな」
ああ、とハンクは言いながら髪の泡を湯で流していく。以前は私もハンクの髪を洗ったけど、子が宿ってからは、体を冷やすのはよくないと自分で洗ってしまう。ハンクは私に綺麗な湯をかけ、ベルを鳴らす。アンナリアとジュノが入り私を拭いていく。私の体が冷えないように考えてくれていることが嬉しい。ハンクは自ら拭いて夜着を着ていく。仕上げはハンクがしてくれる。香油を髪に塗り込み丁寧に乾かしていく。爽やかな香りを好むようで、最近は柑橘系の香油を選び塗っている。乾いた髪を撫で満足しているよう。私を抱き上げ寝台へ連れていく。二人で横になり掛け布に包まれ向かい合う。
「変わりないか」
「はい」
ハンクの腕に頭を乗せ温め合う。
「奴が近づいたら騎士を側に置け」
はい、と答える。何か仕掛けようとは感じなかったけど、カイランには不安が残った。感謝など欲していない、私は当たり前のことをしているだけ。彼は私のことを理解していない、感謝を伝えたら喜ぶと思ったのかしら。私の望む普通の夫婦になってくれたら、彼に感謝するわ。
空色の瞳が愛おしげに俺を見つめる。これの不安は全て取り除き安心させてやりたい。顔を下げ口を合わせる。滾り出す陰茎を細い体に擦り付け、期待させる。今日は中に入る。この一月欲しそうにしていた。舌を絡ませながら夜着を脱がす、細い指が俺の夜着を脱がせようと蠢き体をくすぐる。自ら脱ぎ捨て、お互い裸で抱き合う。互いの唾液を混ぜ合い飲ませ合う。手を伸ばし尻の方から秘所に触れるとすでに濡れて入り口は柔らかい、久しぶりだがそれまで散々可愛がってやった。
「欲しいか」
陰茎を平らな腹に擦り付け、答えなど知っているが聞いてみる。瞳を潤ませて顔を赤らめている。
「ください」
可愛がってやったが久しぶりだ、指を二本赤い口に咥えさせる。
「舐めろ」
懸命に俺の指を舐める姿に滾る。上顎をくすぐり、舌を挟み歯列をなぞる。指を抜き、代わりに俺の舌を咥えさせる。濡れた指を秘所にあて、ゆっくりと中へ入れていく。細い体が震え悦び、嬌声が口の中で響く。指で中を擦ってやると自ら腰を動かし快感に浸っている。
「後ろから入れてやる」
空色の瞳は悦び、俺に尻を向け陰茎を秘所へ導く。先端がぬかるむ秘所を捉え、ゆっくりと押し進む。細い体は俺の腕に巻き付かれ動くことはできない。そのまま奥まで陰茎を入れる。
「痛みは?」
首を横に振り痛みはないと訴えている。久しぶりの泥濘は鼓動するように陰茎を刺激する。激しく奥を突いてやりたいが、腹が膨れるまでは我慢だ。腰を引き、ゆっくり入れる。
「いいか?」
首を縦に振り答えている。だろうな、先程から中が震え俺を締め付け悦んでいるからな。首の後ろに吸い付き痕を残す。強く吸うとそれにも感じているのか締め付けが強まる。
「噛んで」
噛むと痕が数日残るが欲しいらしい。血が出ない程度に肩に歯を立てる。腰は止めずに、入り口まで抜き奥まで届く時に歯に少し力を入れると声をあげ達している。首を反らして強ばる体を後ろから抱き締め耐える。
「奥を突いてください」
柔らかい尻に腰を押し付け回してやると、高い声をあげ悦び、体を跳ねさせる。頂を指に感じ、潰しこねて引っ張り、可愛がってやる。何度も達しているのが陰茎から伝わる。限界が近い。細い腰を持ち奥を突かないように激しく動かす。秘所は漏らしたように濡れている。この体勢は動きにくいし、よく見えん。秘所から陰茎を抜き白い尻に子種をかける。勢いよく跳ね背中まで飛んでいく。白く粘る子種が下へと垂れる。指で掬い赤い口へ運ぶと吸い付くが、指に噛みついた、怒っているようだ。
「怒るな」
「口にくださいと言いました」
我慢できなかったんだから仕方がない。少しでも長く泥濘にいたかった。細い指が尻を撫で子種を掬い舐めている、不味いだろうに。
「少しでも長く中にいたい」
怒る娘に理由を話す。一月我慢を強いられたんだ、堪能したいだろう。太い指を二本秘所に突き入れる。驚いたか、悦びの声をあげ締め付けてくる。
「お前のここは気持ちいい」
指を中で動かし教えてやる。頭を振り悦ぶ娘が願いを口にする。
「もう一度かけてください」
うつ伏せにし腰を持ち上げ後ろから陰茎を泥濘に突き込む。細い腰を両手で掴み陰茎が出入りする様に見入る。赤黒い陰茎を呑み込んで悦び震える秘所は卑猥で俺を興奮させる。俺の子種で汚れた尻の孔に指を入れ遊んでやる。秘所の入り口ばかり擦っていると焦れ出し、自ら腰を押し付けてくる。奥に届いてしまうが激しく突かなければいい。陰茎を奥まで入れ腰を回すと頭を振り喘ぐ。親指に子種を纏わせ尻の孔に突き入れると締め付けが強まる。陰茎を抜いては奥を突き回す。気に入ったようで達し続け、体を震わせ喘ぎ続ける。親指を出し入れし、孔を広げていく。まだまだ狭い。薄い茶の髪が振られ煌めくのを見て欲望が湧き上がる。細い体を仰向けにし跨がり、限界の陰茎を顔に近づけしごく。口にくれると思ったろうが、勢いよく顔にかける。空色の瞳は驚き、子種が出る様を目の前で見ている。白い子種は口回りと髪を汚し纏わりついている。また髪を洗わねばならんが俺が洗うから別にいいだろう。頬にまで子種をつけ呆けているが、舌で口回りを舐め飲み込んでいる。何も知らない娘がこれをするから困るんだ。
「口までもう少しでしたのに…」
わざとお前を汚したんだ、言わないがな。セシリスしか知らんが、他の女はここまで淫靡か?ドイル辺りに聞いてみたいが、これに興味を持たれても困る…まだ滾るぞ。子種で濡れた髪を撫で、染み込ませる。案外満たされる。愛しい娘は近くにある陰茎を舌で舐め、残滓を啜る。これが無垢か?外には出せんな。奴には感謝するぞ、これを俺にくれたんだからな。子種で汚れた頭を撫で好きなようにさせる。懸命に陰茎を舐めて唇に挟んで吸っている。どこで覚えるのか…
「まだ欲しいか」
瞳を潤ませるが答えない、恥ずかしがってる。一月我慢したんだ、舌だけで可愛がった。中に欲しがっていたからな。細い指で陰嚢を触っている。本当に指南書を読んでないんだろうな?疑いたくなる。ソーマにでも頼んだか。
陰茎を口に含み頭を動かし陰嚢を触り誘っている。俺は手を伸ばし、指で濡れている突起を撫で刺激する。可愛がりすぎた突起は赤くなり達しやすい。
「欲しいのか」
涙を流しながら陰茎を口から出し、欲しいと呟く。悦び鳴く顔が見たく、腹を圧迫しないように足首を掴み左右に広げ硬く滾る陰茎を中に入れ動く。奥に届く手前まで激しく出し入れし、泥濘を堪能する。広げた足を纏め抱え込むと締まりが強まり頭まで痺れるようだ。秘所からは水音が鳴り小さな口からは嬌声が響き、子種にまみれた顔を振り薄い茶が蠢く。もっと汚したくなる、そういうものか?動きを止めずに快感を追い強い締め付けに堪らず、薄い腹に子種を撒く。最後まで出しきり、細い手を掴み子種を撫でさせ、腹全体に伸ばす。己の子種まみれの体を見て満足する。赤い口からはまだ淫らな声が聞こえている。子種のついた指で頂に触れてやると体が跳ねる。気持ちいいらしい。次はもっとやってやろう。顔を覗くと空色と目が合う。口を合わせたいが子種で汚れている。寝台の脇にある水差しを持ち、掛け布に含ませて濡らし、顔を拭う。水差しから直接果実水を含み小さな口に与える。うまく飲み込めなかったものが横へ流れていく。
「痛みは?無理をさせたか?」
なかなか戻ってこない愛しい頬を撫でる。綺麗にした顔に口を落とし許しを乞う。流れる涙を吸い取る。
「閣下を中に感じるとおかしくなるの」
善すぎたか。痛みはなさそうだな。
「俺もだ」
俺もおかしくなる。これは愛なんかじゃない。そんな軽いものではない。