コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
br side
br「ねぇほんとにやだ~!出張行きたくない!スマイルと離れたくないよぉ~」
sm「はぁ…。Brooooock、仕事なんだから仕方ないだろ。あと、そろそろ離れろ。遅刻するぞ」
br「やだ」
sm「やだって…ガキじゃないんだから」
br「…スマイルは寂しくないの?」
sm「…別に」
そう言い、彼は目線を横にずらす
br「またまたぁ、強がっちゃってぇw寂しいくせに」
sm「はぁ…ったく、そろそろ行かないとほんとに遅刻するぞ」
br「……じゃあ、キスして」
sm「なんでそうなるんだ」
br「お願い!だっていっつも僕からじゃん!たまにはスマイルからして欲しいな~、なんて。そしたら僕、出張頑張れるから!」
僕はそう早口で捲し立てる
sm「はぁ…ったく。わかったよ…やればいいんだろ、やれば」
彼はぶっきらぼうにそう呟くと、少しめんどくさそうに、僕の額に唇を落とした
br「口がよかった」
そうぽつりと呟くと
sm「帰ってきたらな」
と優しい瞳をこちらに向け、ポンポンと頭を撫でてくれた
sm「出張頑張ってこい」
そう言い、表まで僕を見送ってくれる
br「いってきま~す!」
僕はブンブンとスマイルに向かって大きく手を振る
彼は少し微笑みながらヒラヒラと此方に手を振り返してくれた
br「よしっ!」
僕はキャリーケースを傍らに空港まで走って行った