テラーノベル
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超遅れた…令和君だぁぁぁぁぁっっ!!!
今回おつかいをするのは尾川昭一(13)!一人でお買い物できるk(((
※舞台は昭和ですが、前半は大正時代で通ります
尾川昭一
多分今の令和君の性格とほぼ同じ😇 とっても生意気! たまにぶん殴りたくなる発言するよ!
距離感がちょぉぉぉっと近い! 甘い物大好き! 平成の前世と仲良く’してた’
目に正気がない! 身長は中の下くらい!
太平洋戦争開戦直後に徴兵を恐れて腹掻っ捌いて死んじゃった…
わはは…わはははははははは!!!!全くおつむが足りないなぁ新田くんは!
ー大正時代ー
昭一「全くバカだね新田涼くんは!吾輩がこんなチンケな罠に掛かると?」
新田「同級生にバカとか無いだろう。タシカニ、昭一はズル賢いとこがある」
昭一「わはは!ズル賢いとは何を言いおる!
ただ新田クンが吾輩にボロを出させようとした所を回避しただけだ!」
新田「ふーん,ダル」
昭一「ダル……??何故だ」
新田「もう完敗だ…お前には何しても交わされてしまうな」
昭一「当たり前だろう!新田クン程頭は湧いてないんだ」
新田「それは良かったな」
新田くんは何故アレほど平然で居られるのだろうか?
それが産まれて初めて、しっかりと、鮮明に記憶した疑問だった
吾輩は彼の素性を暴くため、奮闘したのだ!!
新田クンだって吾輩の素性を暴こうとしたのだ、問題ない!
はじめは,いつも通り!話すだけ
ある程度親睦を深めてからでは無いと避けられるかもだからな!
今はトモダチ、目指すはシンユウだ!
昭一「オイ新田くん!吾輩と横須賀へ向かわないか?」
新田「横須賀…?何故?」
昭一「横須賀で軍艦淺間のお披露目が有るらしいぞ」
新田「それは誠か…!では行こう」
昭一「それでこそ新田博士である!」
新田「博士…??」
計画は順調に進んでいる!
はずだった…
まさか新田君が自害するとは…吾輩の予想外だぞ新田クン!?
クソ…どれだけ素性が暴かれたく無いのだ…!それに自害とは…!!異常者だったのか!?
計画破綻してはもう吾輩は何もできぬ…ましてや研究対象が死んでいるのだから…
骨でも噛んで最後くらい新田君を労ってやろうか…
うえっ……流石に吾輩でも人間の骨を噛むとは抵抗があるよのう…
変な感じ‥気持ち悪い………だが!これも新田君への御礼だ!骨くらい何とも無いのだ…
ー昭和ー
昭一「なあなあ聴いておくれよ新田君!皆吾輩の事をシャンだと褒め称えるのだ!」
昭一「どうだ!良いだろー!!………って聴いてる訳無いよなぁ」
昭一「そういえば…吾輩は他人の事で泣いた記憶が無いな。何なら新田君が死んでも泣かなかった」
昭一「何故だろうか?特に悲しくなかった…と言うか自分の研究が無くなって悲しかったぞ!」
昭一「ムムッ…此れはいい研究になりそうだ…」
それから見つけた吾輩の一面を発表しようではないか!
1!人間に興味が無かったのだ!!
2!臆病であった……!!
3!新田君を友達として見ていなかった!!
いやはや最後は驚いたぞ!そんなんあの研究続行してても一生検証結果が出ないじゃないか!
自分の事を調べるとは面白いのだなァ!
それでは次は何を調べようか……うーむ……考えろ…脳髄を突き破って……
あれ…今わかったけども……吾輩は何故こんなにも新田君に執着しているのだ?
もう死んでる新田君に何故こんなにも…?おかしいおかしい…
人間に興味がないのであろう…??新田君が特別と…?
そう言えば何故吾輩は新田君の骨に話しかけて…??…………?
なんか気持ち悪いぞ…新田君の顔以外覚えられないのだ……ナニコレ…なんかヤダ…
それから吾輩は考えるのをポッカリと辞めてしもうた。
母「最近変はりましたね。」
昭一「そうですか」
母「エエ。勿論。昔の貴方は考える事が大好きで、私の声も届いていませんでしたし。」
昭一「それはそれハ…お恥ずかしい事をしました…」
母「良いのよ。それが貴方らしい。」
昭一「母上……」
母「貴方、新田君が亡くなった時、いつも以上にボンヤリとしてたんですよ」
昭一「え…そうでしたか」
母「トテモ、トテモ、ずっと俯いて、声を掛けても反応しないんですもの。アラマア困った困った」
昭一「うーん……」
母「無自覚なのね。ずっと新田くん新田くんって言ってたんですよ」
吾輩が新田君の事で…?別の事を考えていたのでは無くて…?
不可解な…意味がわからん…確かあの刻は……
あれ、ここ最近新田くんの事しか考えてないからか…?!覚えておらんぞ…!!
この吾輩が忘れる訳無いのに…!!!何故だ何故だ!!キモチワルイキモチワルイ…!!
新田くん…!何者だったのだ…!吾輩を狂わすとはやりやがる…
最近、祖国の同盟国が戦争を始めたそうな。
イズレ、吾輩も戦地へ赴く刻は来るだろう。
戦争に出るなんて絶対嫌だ。
いつ死ぬかわからないなど毛が逆立ってしょうがない。
陸軍ならば爆発で木っ端微塵?銃弾で胸を撃たれて?野垂れ死んで?
海軍ならば頭部を強打して?砲弾に吹き飛ばされて?海で溺死して?
嫌だ。嫌だ。嫌だ。招集されらば一兵卒になる以外の道はない。
脚気や疫病に怯えながら…?地位が無ければ安全も無い。
怖い。嫌だ。行きたく無い。
昭一「ならば…最早腹を掻っ捌くしか道はなし‥母上…父上…実に麗しい人生であった」
昭一「っはぁ………短刀…短刀…あった…」
昭一「ふぅ……戦争に行くよりマシなのだ…そうだ‥向かふには新田くんだって……」
昭一「お゛ぇッッ!ぷ……ごォエッ!!」
ベチョベチヨォッ………
昭一(ぁ……ああ…ぁとッ……喉…突くだけなのにッ………!!手がぅごかないッッ!苦しいッ(泣))
昭一「なんっ……!あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ッッ!ぉッぶぇ…!!!う゛ご゛げ゛よ゛ッッ!」
昭一(ぁぁ゛ッ…ダメだ……意識が持た………)
むむ………死んだのか?
ー今ー
令和「はあ!?クソジジイに言われたかねーんだよ!!」
昭和「誰がジジイだと!?」
平成「落ち着けって!!」
平成「は??あーもういい!!2人で一生殴り合ってろ!!!」
令和「歳上の癖に弟守ってくれないんだぁー!?やーばぁー!!」
平成「お前のその態度が気に入らないんだよ!!!」
昭和「そろそろマジで百叩きにするぞ」
令和「それもう10回聴いたー!!wwwww」
昭和「平成マジでお前……どこで教育間違えた?」
平成「俺じゃ無い………」
令和「俺は自由人なんだよ!!」
昭和「自由すぎてイラついてんだよこっちはよぉ……💢」
平成「令和!!人の気持ち少しは考えろよ!!」
令和「えー!!無理!!」
平成「こっちにはな!!!元号の明治さんも居るんだよ!!!」
令和「あーあのエセ紳士?w」
明治(元号)「エセ紳士だと…??令和、私は君より何倍も生きてて何倍もの知恵があるのだよ?」
令和「だから何だってんだ!帝国さんよぉ!!」
明治「君が服従しないのなら最悪大化さんを呼ぶ事ができる。」
令和「え、大化さん…??」
平成「うぉーカッケー」
昭和「最終兵器ー」
ー前世と今会わせてみよう!ー
令和「大化さn、、ここどこだよ………」
昭一「………!!誰だ?」
令和「こっちのセリフだっつーの。」
昭一「礼儀のれの字も知らんのか」
令和「知ってるし。ただそれをするのがめんどいだけ」
昭一「なんて怠け者なんだ…吾輩は昭一。お前は?」
令和「……令和」
昭一「なんか聴いたことのない名前であるな!」
令和「てかお前の服装いつの時代だよ。今風じゃ無いわぁ〜!」
昭一「はあ?昭和だぞ?この服はありきたりである」
令和「へあ?昭和?あのクソジジイの?」
昭一「何を言っているのかわからないな!」
令和「おっと,お前は人間だったか俺はな、時代そのものなんだよ。元号だけど」
昭一「………?」
令和「例えばお前の生きてた昭和は俺の兄貴だ」
昭一「えぇ〜………??」
令和「なんで分からないかなぁ、」
昭一「普通はわからないのであるよ…」
令和「俺の価値観じゃ理解出来ないね!」
昭一「まあ令和みたいな傲慢な奴ならそうだろうな」
令和「喧嘩売ってんのかテメェ」
昭一「令和が勝手に買ったまでである」
さぁて今回のイラストはー!?
画質 悪いなおい(
コメント
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このお方は天才です!