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ゆーすりー
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りた ~伝説のちくわ~
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そこエビ@暇すぎて滅人
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🌷夜の読書室
ティアは精神障がい者施設で暮らす25歳の女性。
幼い頃から幻聴と幻視という精神疾患がある。
ティアは今日も、問題を打開するために読書室で本を読んでいる。
歯磨きを済ませ、もうあとは寝るだけという状態で遅い時間なので、読書室にはティアの他に誰もいない。
「ティアもう休んだほうがいいわ」
ピンクのうさぎの姿をした人格があらわれた。
ティアは心理学の本を読み続けた。
「ティアはすぐに疲れてしまうんだから、もう休んで」
ピンクのうさぎの言葉。
ティアはどうしてティアとして考えられないのだろう?
(わたしがもっと頭が良ければたくさん本が読めるのに、そうすればこんな症状から開放される方法が見つけられるのに)
ティアは思考の他人化を邪魔に思いながらも本を読み続けた。
「ティアは精神的に強くないんだから、そんなに無理したらまた精神状態がおかしくなってしまうだけよ」
ピンクのうさぎは、いちいちうるさい。
「わかったわ、ピンクのうさぎさんありがとう、もう寝るね」
ティアは仕方がなく本を閉じて本棚に戻すと部屋に帰ることにした。
「もうやめるのか?根性がないな」黒い炎の人格があらわれた。
この人格は勉強にたいして厳しいが、そのためティアの精神状態を心配するピンクのうさぎとの口論が絶えない。
「ティアは休まないといけないの、精神の病気なんだから」
ピンクのうさぎが反論した。
「ふん、いつも邪魔しやがって、勉強ができればティアは救われるのに、甘やかし過ぎだ」
黒い炎はそう言ったが、ピンクのうさぎはティアを守るように光を放ち、黒い炎の人格は消えた。
ティアはどちらもうるさく、ティアとして考えられないことが不満だったが、黒い炎の言う通り勉強によってこれからも解決策を探さなければと思った。
コメント
3件
やっぱりERINEKOさんの描く“内面の声”って、すごく繊細でリアルだなって思いました。 ピンクのうさぎと黒い炎、どっちもティアを思ってるのに方向性が違ってて、その狭間で“自分”を見失いそうになる感じが胸に刺さります。 “ティアとして考えられない”っていう感覚、すごく重くて、でもちゃんと一つの表現として書けるのが尊敬です。 夜の静けさと読書室の孤独感がまた雰囲気あって、続きも気になります🌙