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「家では仁人って呼んでるなぁ」インスタライブ中に呼び方の話になった際、舜太からそんな言葉が出て俺は思わず目を閉じる。
こいつ、やったわ……。
呆れを通り越して思わず笑ってしまう。ほかのメンバーが茶化してくれたおかげで冗談として扱われたが…。
「でも仁ちゃんやね、俺は」
「仁ちゃんだよね?」
軌道修正するような言葉に俺は少し圧をかけるように確認する。
そのまま会話は流れ配信は無事終わった。表面的には。
終わった瞬間、舜太の腕を引っ張って部屋を出る。
「お前さあ……」
「ごめんて!つい出てもーた!」
俺が話し出す前に舜太が手を合わせて大袈裟に謝る。
「変な風に思われたらどうすんだよバカ」
「大丈夫やってー!ネタっぽく話したし!」
「まあ今回はそれで済んだけど…切り抜きとかされるんだから気をつけろよ……」
「ていうか、別に勘違いされてもええやん。女の子と付き合ってると思われるよりプラスやと思うで?」
笑顔で俺の手を取って嬉しそうに提案する舜太に呆れる。そんな訳あるか。冗談扱いならまだいいが本当だと思い込まれたら困る。色々と…。
「アホな事言うな」
手を振り解いて部屋に戻ろうとすると後ろから抱きしめられる。
「もうーそんな怒らんといてや、…仁人」
耳元で呼ばれる。2人の時だけ、家の中でだけ使う呼び方。
そのイタズラめいた言い方に、こいつもしかしてわざと…なんて頭をよぎる。
「………マジでお前さあ…」
うんざりしながらも抱きしめられたまま動けない俺を舜太はより一層強く抱きしめる。
見なくてもとびきりの笑顔をしているのが分かる。
こうやって結局甘く対応してるからこいつは油断するし調子にのるのだ。わかっている。わかっているのに…。
何で俺はこんな男に惚れてしまったのか、自分でもバカだなんて思う。よりにもよってこんな面倒な奴を…。
「あのーイチャイチャ中悪いけど移動でーす」
いつから見られていたのか、部屋から顔を出した柔太郎に声をかけられる。
「あ、ごめん!今行くわー!じん…ちゃん、行こ」
俺を解放した舜太は何も気にしていない。柔太郎には随分前から勘づかれているが流石に今の様子を見られたのはキツい。
何でこいつは平気なんだ。それどころか嬉しそうな顔をしているんだ。
そんな事を思いながらも俺の手を引く舜太に連れられていく。
これが惚れた弱み、というやつなのだろうか。
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短すぎてあげるのも…と思ったのですが今週のやってmi!の「仁くん」呼びに衝撃を受けすぎてTikTokライブ(去年の12月末のやつ)のやりとりを掘り起こして書いてしまいました(?)
仁くん呼びでもネタを書きたい〜〜〜〜仕事に集中しなきゃと思いながらも浮かんでくるネタが色々あって困ります…。
コメント
2件
わ〜ありがとうございます🫶 あの速度で仁人呼び出てくるのほんと好きです😂匂わせですか!?ってなりました😇 仕事中とか妄想してたらダメな時ほどネタ浮かんだりしますよね!笑 我に返ったら終わりです!突き進んで書きましょう!!!笑
最高です!インスタライブでの舜太くんの声までも思い出しました! 分かります仕事中こういう話書いてみたいなとか思います。こんなこと考えてる自分やばいなってたまに我に返ります笑